KAYS

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2017年版フルムーンパスの旅~11 はやとの風に吹かれて…】

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吉松での乗り換えで、こちらの列車に。


みなさま、あけましておめでとうございます。

今年、2018年が皆様にとって素敵な1年になりますように。

KAYSの二人は今年も東京都調布市仙川、そして島根県を中心に、日本全国おじゃまします。更新頻度の低いブログではありますが、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、昨年のフルムーンパスの旅、続けます!


4日目

博多    熊本
07:21 → 08:00 さくら403号 6号車12番C&D
熊本    人吉    吉松 
08:31 → 10:08 → 11:22  いさぶろう1号 2号車3番A&D
吉松    鹿児島中央
11:25 → 12:52 はやとの風1号 2号車6番A&B
鹿児島中央 指宿
14:02 → 14:58 指宿のたまて箱5号 2号車4番C&D
指宿     鹿児島中央
15:07 → 16:00 指宿のたまて箱6号 1号車15番A&16番A(カウンター席)

鹿児島市内「シラノ・ド・ベルジュラック」で食事

鹿児島中央 博多
22:19 → 23:55 さくら414号 Gあり 6号車12番C&D


「いさぶろう1号」からの乗り換えは3分ですが、同じホームの向かい側ですから心配いりませんし、いさぶろうから乗り換える方も多いので、残される心配もなく、安心です。

さて、今度の列車、「はやとの風1号」はキハ147。いさぶろうと同じく、かつて40系として普通に通勤通学のお客さんを乗せていた気動車です。

座席は2号車6番AとB。海の見える側です。

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シートはいさぶろうと違い、リクライニングがききます。とはいえ、背もたれは板。堅いのですが。

インテリアは座席が異なるだけで、あとは、比較的いさぶろうと似ています。真ん中にカウンターがあるところも一緒。

11時25分定刻ですが駅弁売りさんから駅弁を購入しているお客さんがおり、1分ほど遅れて発車です。

女性アテンダントさんの「列車はタイムスリップしたような肥薩線を進んでいきます」のアナウンスがあります。そう、まさにタイムスリップですね。

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いさぶろうと同じく、カウンターも。


ところで、前述の座席ですが、固いとはいえ、やっぱりリクライニング、楽ですねぇ!頭の部分はクッションがあるので、そこに頭を乗せてしばらくリラックス…。

それと、意外な事に気づいたのですが、さきほどの「しんぺい」の場合、リクライニングのない、昔風の堅い座席でしたが、揺れが激しいと、上半身が膝の位置とずれ、ワープロを打つことができませんでした。ところが、リクライニングだと同じ気動車の車両でも、打てるのです。体を座席に預けているので、体全体が揺れても、膝の上に載せたワープロも一緒に揺れるので、結果、難なくワープロが打てるというわけです。これは小さな発見でした!

それと、古い気動車の改造車ですから、どうしても窓割などが、座席と一致しない部分があります。そこは事前に調べた上で座席を選んだ方がいいでしょう。

さて、到着した大隅横川、古い駅舎で記念撮影をする人も多く、男性車掌さんの「まもなく発車します!」と繰り返すアナウンスがめずらしく緊迫しています。

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そして古い駅舎が有名な嘉例川駅に到着。人気のネコ、「にゃん太郎」はちょっとご機嫌斜めなようで、ネコ小屋の入り口に背を向けて座っています。しばらくしてお客さんたちがいなくなると前を向いてくれます。

先ほどの大隅横川が4分間の停車、今回は5分間。もともと列車本数の少ない路線ですから、もう少し長く設定してくれてもいいのになぁと思いますが、いかがでしょう、JR九州様。とはいえ、こうして、少しでも外に出ることができる設定はありがたいのですから、個人的なワガママな希望です…はい。

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にゃんたろう君はややご機嫌ななめ。


さて、嘉例川駅を出発すると、列車は下り勾配をどんどん下っていくのがわかります。

この列車にもあるカウンター。さきほど、いさぶろうでも見かけた老紳士、この列車でもお一人で、じっと外を静かに眺めていらっしゃいます。

さきほど、嘉例川駅からから気づいたのですが、飛行機が比較的低い位置を飛んでいるのが見えます。空港からの航路になっているのでしょうね…と後で調べたら鹿児島の空港、なんとすぐ近くでした。鹿児島市内からはずいぶん離れた所に…、遠くに作った広島空港のように、もしかしたら、「大人」の事情があるのかもしれません。単なるKAYSの妄想ですが…。(^^;)

やがて、景色は街となり、隼人に到着です。ここで思わぬ出会いが。線路を挟んだホームの向かい側、なんと、あの「ななつ星」が止まっています。見た瞬間、ホームに飛び出たKAY2。もう一人、見るからに鉄道マニアとおもわれる男性の方と同時でした。「こんなところで出会うなんて、びっくりです」とKAY2が話しかけると「本当ですね。でも、車体、ぴかぴかしすぎて写しにくいですねぇ…」とカメラと格闘されています。我々が車内に戻った頃、「みなさま、線路を挟んだ隣のホームにななつ星が…」車内アナウンスが…。やっと気づいた人々が我先にと撮影のためにホームに出て行きます。

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いつかは乗ってみたいなぁ。宝くじ、当たらないかなぁ…。


隼人を出るとやがて、大きな桜島が見えてきます。現在も噴火を続けている火山。その偉容はここからでも十分な迫力です。錦江湾をぐるっと回る路線。様々な角度から桜島を見ることができるのですが、今日はものすごい秋晴れもあり、海の青さも抜群。そして、KAY1は「人生、生きてきた中で、今日は球磨川といい、この桜島といい、今までで最高の眺めだわ!」と感想をもらします。

手もとのスマホ、google mapを表示させると、どのタイミングなら何も邪魔されずに景色を楽しめそうかというのが事前にわかります。これは撮影をするときには便利ですね!

海の向こう、遙か彼方に、さきほど隼人ですぐそばを通った特徴のある形のビルも見えています。

いろいろな角度からぐるっと桜島を間近に見る。すごい贅沢!

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この眺め、贅沢です!


そして、忙しい業務の合間を縫って、マイクに飛びつき、丁寧に説明をしてくださる女性アテンダントさんに頭がさがります。

島津のお殿様が別荘にしていたという仙巌園を右にみると、再度大きな桜島を見ます。頂上付近もはっきりと見えています。頂上の地形までもがこんなにはっきり&くっきりと見える日は少ないとのこと。本当に幸運な我々です。

ほどなく列車は鹿児島到着です。

鹿児島からは外国人の男性が一人で乗ってきます。手にはジャパンレイルパス。すっかり当たり前の光景になりました。そして終点の鹿児島中央には12時52分に定刻通り到着しました。

すばらしい景色を堪能し、KAY1も感極まったように言います。「これほどまでに景色を楽しめるなんて、九州鉄道の旅、期待以上!」

さて、この日の鉄道の旅、まだまだあるんです!

続きます。





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2017年版フルムーンパスの旅~10 いさぶろうに乗る

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九州南部を巡る旅。スタートはこちらから。


4日目

博多    熊本
07:21 → 08:00 さくら403号 6号車12番C&D
熊本    人吉    吉松 
08:31 → 10:08 → 11:22  いさぶろう1号 2号車3番A&D
吉松    鹿児島中央
11:25 → 12:52 はやとの風1号 2号車6番A&B
鹿児島中央 指宿
14:02 → 14:58 指宿のたまて箱5号 2号車4番C&D
指宿     鹿児島中央
15:07 → 16:00 指宿のたまて箱6号 1号車15番A&16番A(カウンター席)

鹿児島市内「シラノ・ド・ベルジュラック」で食事

鹿児島中央 博多
22:19 → 23:55 さくら414号 Gあり 6号車12番C&D



昨晩は9時には撃沈していたKAY1、すっきりした気分で目覚めてきます。

新幹線博多駅の改札ナカには充実した弁当屋さんが複数軒あり、さらにコンビニも二つ。コーヒーも安価に楽しめます。

新幹線「さくら403号」のグリーン車には我々二人だけの貸し切り状態。しばらくして、他の車両からお一人だけ移ってこられましたが、熊本まで、他にお客さんはいませんでした。

ところで、さくら号は列車によっては車内販売はありません。我々の乗ったのもそう。とはいえ、わずか39分間の旅ですので、問題無しです。

ところで、天気予報ではあまり嬉しくない話がでています。台風22号が接近中とか。来るときに台風21号でいろいろと振り回された我々、帰る頃ももしかしたら台風とともに旅立ち、台風とともに帰るのでしょうか。本来秋の深まったこんな行楽シーズンに複数の台風なんて…、観光業界も打撃だろうなぁと思います。

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さて、到着した熊本駅。首だけのくまもんが出迎えてくれますが、首だけだと若干怖くもありますが(笑)、でも、写真を撮っちゃうKAY2です。背後には大きな等身大のジャニーズのポスターも!

今どきはどこでもそうですが、熊本駅でも綺麗なトイレで用を済ませておきます。

さて、ここで在来線の方に移ります。現在工事が行われています。工事中の壁には、「ボージョレ・ヌーヴォ・トレイン2017」のポスターが貼られています。いいなぁと指をくわえて見ているKAY2。

ホームに上がって見ると、本日の最初のD&S列車がすでに到着しています。

「いさぶろう1号」。漆色に輝く車体です。

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熊本から人吉を経由し、吉松までの特急です。

車両は、もともとKAY2が高校生時代に通学で使っていたキハ47という古い車両を改造したものです。肥薩線という路線を走るのですが、前半は熊本県最大の下線、球磨川沿いに走り、その後は山間に入り、スイッチバック、そして、日本三大車窓の一つを見て、吉松に…という眺めの良い事で知られる路線です。

乗り込んでみましょう。まず、自分たちの座席の確認です。この車両、座席はなんだか懐かしい昔風のイスです。リクライニングもありません。そして、イスの向きを変更させることもできないボックスですから、予約の際、座席番号をしっかりと確かめる必要があります。我々の場合も横並びではなく、向かい合うように、「3番A&D」という予約をしています。

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内部は木目調で古めかしさを演出しています。灯りも丸いドーム型の懐かしい形。全体にやや暗く、落ち着いた色調で、車両の真ん中には展望のためのカウンターが設けられています。また、壁には先頭車両からの展望を映した映像が生で流れる仕組みも。

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キハ47は八代までは豪快に飛ばしていきます。なんだが、体が昔の高校生時代の通学を思い出します。山陰線もこんな風に揺れたっけなぁ…と。

それぞれの座席には小さなテーブルがあるので、旅行記を書くのは便利なのですが、実際に打ってみると揺れで、ワープロを打ちにくく、途中で断念します。

カップルが多いのが意外です。年齢も30代から60代まで。

新八代で降りる人を見ると、大きな荷物を手にしているビジネスマン。新幹線の止まる駅なので、もしかしたら、ちょっとだけ乗りたかったという方かもしれませんね。

こうした観光列車、車内を歩き回る人が多いのも特徴ですね。みなさん、写真に動画にと忙しそう、あっ、そういうKAY2もその一人ですが。(^^;)

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右下の無料案内地図は秀逸!


新八代の次は八代。KAY2は一度仕事で訪れて、宿泊したことがあります。でも、普段はなかなか縁のない場所ですねぇ。熊本出身のKAY1も「八代は私来たことないよ」と言うのですから、間違いなし。

ここから山あいに入っていきます。カウンターに置いてあるパンフレット「肥薩線くま川鉄道の旅」というのは、この後、どこで沿線の見どころに出会えるのかがわかり、便利です。

女性のアテンダントさんが乗務していますが、随所で観光案内をしてくださいます。物品販売に説明と忙しいけれども笑顔を絶やさず…。さすがです。

すぐに右手に深い緑色をたたえた川が。球磨川です。坂本をすぎると、やがて、有名な第1橋梁に。作られて100年以上、一度も建て替えられたとがないということです。ここで川は左側に転じます。今回のルート、前半は「川線」と呼ばれるくらい、川とともに走ります。

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翡翠の色が見事な水面。


それにしても、こうして川沿いを走っていると、KAY2は故郷の三江線を思い出します。4月に廃止になるのはもったいないなぁ…。観光列車を走らせてほしかったなぁなどと思ってしまいます。三江線も本当に素敵な眺めが続く路線ですから。

ただ、球磨川のこの翡翠のようなエメラルドグリーンの深さ、鮮やかさは他の川では見たことがありません。すばらしい眺めです。本日もまた秋晴れ。そのおかげで、水面の色もより深くなるのでしょう。

ディスプレイで先頭の風景を映し出してくれます。トンネルが多い区間だと、いつまで続くトンネルなんだろう…と良く不安に思いますが、こうしてディスプレイを見ていると、やがて先方に白い光が見えてくると、もう少しだな…などとわかり、ありがたいですね。

次第に川幅が狭くなり、岩肌がむき出しになってきます。急流です。

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列車もかなりの揺れ。

さきほどから、展望のカウンターは、かなり年配(年の頃はおそらく70代半ば以上)の紳士が一人でずっと眺めを見ています。一人旅でしょうか。それにしても、大きな荷物もなく、ふらっと乗ったという感じで不思議です。

雲一つない、見事な秋晴れの田園風景を見ていると、人吉に近づいてきます。徐々に増える民家。遠くの山。そんな眺めを見ていると、子供の頃列車にのって旅をした、あの独特のワクワク感を久し振りに感じます。

人吉で降りる人たち、そして、代わりに大勢のご老人が乗り込んできます。にぎやかな九州弁が車内に響きます。

それまでは3割程度の乗車率でしたが、ここで7割くらいの乗車率となります。

韓国語も聞こえてきます。そういえば、カウンターに置いてあるノートには、ハングルや中国語のメッセージも書かれています。

人吉は数分間停車。出発すると、まもなく球磨川をもう一度渡ります。その後は山に入り、急な登り勾配を走っていきます。ここからは「川線」に対して「山線」と呼ばれています。

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さきほど通ったスイッチバックを見下ろせます。


それにしても…とふたたび故郷の三江線を思います。八代が江津、三次が人吉と考えると、よく似ています。そして、川沿いを走るのも。こちらはお客さんがいっぱい。そして三江線は…。なにかもっと「やりよう」がなかったのかなぁとまた考えてしまいます。

どんどんと上っていった先が大畑(おこば)駅です。

そこで、いったん停車してスイッチバックに。他のお客さんたちもいっせいに降りてきます。

スイッチバックからは今度は矢岳駅に。古い駅舎があり、SLも展示されています。ここで、運転台に上ったりして数分感の下車を楽しみます。

有名な矢岳第1トンネルを抜けていきます。

そして、いよいよ待望の日本三大車窓を。ここでしばらく停車して、アテンダントさんから説明があります。晴れた日には桜島が見えるということだったのですが、本日は晴れていても、遠方はかすんでいて、残念。でも、韓国岳を中心とした山並み、そひて、手前の京町温泉の眺めは確かにすばらしいものでした。

その後は一気にスピードを出して下ります。

再び、真幸駅でふたたびスイッチバック。年輩の運転手さんが車内をゆっくりと歩いて移動します。

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これが日本三大車窓の一つ!


そして、この駅はかつて山津波に襲われたことがあるそうで、その際の爪痕である大きな石がホームに残されています。こんな岩が残るくらいですから、実に大変な津波だったのですね。こうした山間の駅というのは危険とともにあるのだなぁと改めて、思いますし、そんななかで安全な運行を守ろうと努力してくださる鉄道関係者にあらためて敬意です。

ホームでは幸せを呼ぶという鐘を皆さんが人ずつ鳴らしています。また、ホームの端には「ななつ星」とかかれた停車位置表示が。ほぉ、ここにも止まるんですね。

乗り込むと、あとは一気に吉松へ。

この続きはまた次の記事で!


さて、1週間に1~2回の更新という我がブログですが、今年も大勢の方に見ていただき、ありがとうございました。今年も残すところあと数時間。来る2018年が皆様にとって素敵な年になりますように。

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2017年版フルムーンパスの旅~09 ソニックで博多に戻る

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メタリックなボディ。到着した博多駅にて。


3日目

博多    別府 
08:45 → 12:19 ゆふいんの森91号
別府 博多
14:53 → 16:47 ソニック40号(メタリック)



さて、フルムーンパスの旅、3日目、別府でゆっくりとした後、帰路はこの時間帯30分に1本出ている特急のソニックです。最後尾である1号車の後ろ半分がグリーン座席。黒革張りのシートが高級感を醸し出します。

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運転台の後ろはちょっとした個室のようなコーナーになっていて、グリーン者の誰もが利用できるようです。なぜかホシザキの冷蔵庫が置いてあるのが不思議ですが。

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各座席の窓側にはコンセントも。便利ですねぇ。テーブルや壁に掛けられた小さな照明など、遊び心のある車両でもあります。

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「ソニック40号」、乗っていると、とにかく「すっ飛ばす」という言葉がしっくりくる早さです。かもめと同じ振り子式なのでしょうか、とにかく揺れますが、時速は120~130キロで快調にとばします。考えてみると行きの「ゆふいんの森」は同じ博多~別府を3時間半以上かけて旅しましたが、ソニックは2時間を切ります。いかに俊足かがわかります。

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出発してしばらく、再び海が現れると、今度は対岸に別府が見えてきます。ぐるーっと湾にそって弧を作って走っていることがわかります。

気が付くと心地良い睡魔が。

小倉で向きが変わります。いままで一番後ろだった。1号車1列と2列の我々。今度は先頭に様変わりです。西に向いて、高さも低くなった太陽に向かって走ります。

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俊足ソニックは1時間と53分で博多に到着です。香椎を過ぎるとすぐに「まもなく終点の…」とアナウンス。行きの「ワクワク感」とは違い、あっけないほどの到着となりました。

宿が駅とほぼ直結というのは嬉しいですね。改札を出てもう数分後には部屋にいるのですから。ちょっとだけ休憩したら、少し早いですが夕食。平日、仕事帰りの人々で込み合う前に居酒屋へという寸法です。駅併設の「ほろ酔い横町」、さほど込み合わない時間だとたばこの煙も大丈夫だろうと践んだのですが…。甘かった!ものすごいにぎわい。当然、黙々と煙が…。数秒間で退散してしまいました。以前は平気だった他の人々のたばこの煙、数年前に喘息になってからは物理的に無理になりました。

そこで、昨日に引き続きKITTEに。今日はおとなしく、ふつうの居酒屋で…そうそう、あそこには我々が好きな銀座ライオンもあったよね…。と、本日は九州にこだわらないKAYS。ところが、実際に銀座ライオンに到着して、メニューを見ると…、おお、地元だけの特別メニューが!ありがたいですねぇ。もつ鍋もあれば、チーズダッカルビ、ホルモン焼きなどなど…。

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ライオンにしては珍しいタイプの季節の料理。
柿釜の牡蛎グラタン。


窓の外には夕焼け空が見えてきます。

ビールはさすがにうまい!サッポロ黒ラベルの生。おかわり!今度はエーデルピルス!えっと、琥珀エビスも!とどんどんすすみます。

いつのまにか後ろに韓国の男性2人組。見ていると、最初に案内されたテーブルよりも、我々の横、窓際が良いと思ったようで、なにやらスマホに打ち込みます。そして、それを店員さんに見せると…、おお、お店の人が我々の横に案内をしているではありませんか。そっか、翻訳アプリなんですねぇ。スゴイ時代になりました!

さらに、我々の隣で腰を下ろすと、お二人、今度はスカイプでしょうか、スマホから「よぼせよ~」と聞こえてきます。韓国に残してきた彼女とお話ししているのでしょうか、お店の風景なども、そのまま動画で送っているようです。やがて、チキンライスが運ばれてくると、「チキンクッパ!」とお相手に報告…。なぁるほど、クッパなんだ!ちょっとした韓国語講座となりました。

KAY1はチーズダッカルビに大満足。KAY2もおつまみステーキでとりあえず空腹を鎮め、次のお店へ。

地下に降りて、隣のビルの飲食街に移動します。夏にKAY1が一人で博多に来たときに気になったお店がいくつかあるというのです。小さな居酒屋風の飲食店が壁が無く並ぶ「駅から三百歩横町」という名前の広いスペース。その一角。グラスワインを数種出してくれる「ビストロ・ジドリーノ」さんで、店員さんに声をかけられます。メニューを見せてもらうと悪くありません。すぐにカウンター席に腰をおろします。グラスのスパークリングと、その日におすすめめのスパークリングを。シャルドネを主体にしたイタリアのものでした。出てきたグラスに驚きます。「大きい!」そう、スパークリングのグラス、このお店はやや大ぶりなんですねぇ。嬉しいKAYSです。偶然でしょうか、周囲にタバコを吸われる方が一人も見あたらず、ホッとします。

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最初にスティック野菜とバーニャカウダソースが。つけだしのようです。「銀座ライオン」では肉ばかりたべたので、このあたりで野菜をとりたかったので嬉しいですねぇ。カウターで次から次へと他のお客さんに出される料理を見ていると、あつあつのアヒージョ、種類がいくつかあるようで惹かれます。うん、次に来るときには頼もう。

我々はカポナータをいただきます。酸味がほどよく、おいしい!、さらにグラスを重ねて、お店を出ます。

カウンターに置かれたお酒を見てみると、ビストロなのに、なぜか焼酎が数種類。さすが九州ですねぇ。

いろいろな店舗が同じスペースを共有するこの場所は東京・新宿の「ハルチカ」と同じですが、広さが違います。そして、そこに集う人々のすてきな笑顔。いいですねぇ。5時にはもう込み合うというのもいいですねぇ。仕事も定時に終わるところが多いのでしょう。

さて、ホテルへ戻るついでに、さらに別の地下飲食街も見ていきましょう。ふと、やや暗めの通路が目を引きます。入り口に「9」と表示が。さらに「Peace Valley Street」とかかれています。足を踏み入れると、まず手書きの紙がべたべた張られた日本酒のお店が目をひきます。なかなか通好みのお店が並ぶようです。うん、一癖ありそうな…。

歩き続けると、やがて、軽快なアコーディオンの音色が…。あれ、このBGMつい数日前も聞いたような…。お店の前に立って、メニューを見た瞬間に「えっ?」。

「赤白(コウハク)」さん?

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洋風おでん、大根のポルチーニソースって、まさに新大阪で食べた「コウハク」さんのメニュー。でも、お店のお名前は「BONまるしゃん」とあります。

のれんわけ?

いやぁ、これはお店に入らないといけないでしょう。

お店に入って開口一番、「あの、大阪の赤白さんと関係あるんですか?」

すると、即答です。

「いいえ。でも、お客さんからはよく尋ねられるんですよ。でも、関係ありません」

意外でした。ここまでそっくりなのに!

ということは、「赤白」が大好きな方が、どうしても博多に作りたくてオマージュで作っちゃったのでしょうか?もちろん、ワインを気軽に飲めるお店がこうしてできるのは嬉しいことですし、同じようなメニューが同じような値段で味わえると、やっぱり嬉しくなってしまう二人です。こうしたお店が他の都市にできるくらい、「赤白」さんのインパクトは強いということですねぇ!

白は勝沼醸造さんのクラレーゼをいただきました。久しぶりのクラレーゼ、甲州ぶどうとは思えない力強さを楽しみます。

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そして、おつまみはもちろん、大根のポルチーニソースがけ。「赤白」とはちょっとだけ違う味わいですが、180円という安さは同じ。嬉しいですねぇ。

そして、このあたりで、飲み過ぎたKAY1はギブアップ状態となります。あれ、なんか、KAY1はいつも見せない「KAY1ー2号」になっているぞ。コワイコワイ。そこで、ホテルに連れて帰ります。

それにしても、博多の人、こうして、仕事の後にちょっこりと寄れる止まり木がたくさんあるなんて、幸せですねぇ。我々も仕事があれば博多に引っ越そうかな…と思わず考えてしまいます。





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2017年版フルムーンパスの旅~08 中身の濃い別府滞在

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そう、駅名表示もシンプルに、そして温泉マーク!


3日目

博多    別府 
08:45 → 12:19 ゆふいんの森91号
別府 博多
14:53 → 16:47 ソニック40号(メタリック)



さて、ゆふいんの森を堪能して別府に到着した我々、あくまで列車に乗るのが目的。そうなると、この地で何をするという目的はありません。帰りの電車までの時間を過ごす滞在となっていました。旅行をまじめになさる方からは怒られそうな我々の旅です。

でも、やっぱりモッタイナイ!せっかくの別府、どこか行きたい!

ただ、高崎山にしても、地獄巡りにしても、すでに子供の頃に体験済み。そうなると…やっぱり温泉につかるのが一番かな…。

2時間半ほど滞在時間はあります。近場の日帰り温泉で…ということで、KAY2がネットで調べていくつか候補を絞ります。そのなかで、断然興味をそそられたのが、杉乃井ホテル。その温泉の写真に釘付けになったのです。

天空を仰ぎ、そして、別府の街を見下ろす巨大な露天風呂。ああ、素敵じゃないか!

ところが、その言葉を聞いたKAY1の表情はさえません。九州人である彼女の説明は…。「伊東に行くならハトヤ」という歌がありましたが、九州の人にとってみると、「別府にいくなら杉乃井」なのだそうです。そんなホテルですから、KAY1も子供の頃は親につれられていった思い出があるそうです。そうなると、その思い出から、ついつい「なにも、新井旅館のような素敵な温泉に行った直後に行かなくても…」という思いに捕らわれのたそうです。

でも、ネットの評判を見ても悪くない。KAY1が訪れたのはもう40年以上前のこと。すっかり変わっているかもよ…ということで、別府駅からすぐにホテルへのシャトルバスに乗り込みます。、

約15分おきに出ている連絡バスはすぐにお客さんで一杯になり、次のバスを待つようにと断られる人も出ています。びっくり!平日の昼間なのに…。

バスはひたすら坂道を上ります。

別府はとにかく斜面の街。駅から数百メートル先でも相当な高低差となります。ただ、坂となるのが皆広い斜面なので、道路も広く作られています。これが同じ坂の街という長崎だと相当に風景も街の発達も異なります。

さて、15分ほどで高台にあるホテルに到着。

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別府を代表する温泉施設の一つ。


まず一言。「巨大」です。

その巨大なホテルの一角を占めるのが日帰り温泉施設でもある「杉乃井パレス」。受付にはにこやかな表情のおばさまが。とっても明るい表情で、丁寧に利用方法の説明等をしてくれます。さらに「もう400円追加されるとプールも利用出来るんですよ」という言葉に心動かされそうになる我々ですが、滞在時間を考えると、さほどゆっくりもできず、それはあきらめます。

さて、服を脱ぎ、引き戸をひいて、露天風呂に出て見て驚きます。

スゴイ眺め!

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この日は海の青さと空の青さが格別!


目の前に別府の街と、そして、青い別府湾。それと、青い空!そこで、広い湯船に浸かります。だだっ広いこのお風呂にお客さんは3~4人。なんという贅沢。目を凝らすと、海の向こうに陸地が…。あとで説明を見ると四国の佐田岬なのだそうです。ああ、素敵だなぁ。40分ほどの贅沢を味わいました。

さて、再びシャトルバスで駅まで戻ってくると、お腹も空いてきました。ちょうど、ホテルに向かう直前、シャトルバス乗り場の横、駅構内に「春かつ」というお店の看板を見つけていたKAYS。バスを降りると、条件反射のように、ほとんど何も考えずにそのお店の入り口に立ちます。おっ、通し営業で、こんな時間でもやっているぞぉ!


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ということでお店に。14時すぎということで、ほかにお客さんは1~2名。がらんとした店内で「お好きな座席にどうぞ」と案内されます。

「春かつ」さん、佐藤鶏肉店というお肉屋さんが経営しているようです。もちろん鶏肉は地元大分県産。ご存じのように大分は「とり天」が有名です。「とり天」も嫌いではないのですが、さくっと揚げ他パン粉の「とりカツ」の方がより好きな我々。KAY2はとりカツ定食の単品を、KAY1はそれとハムカツを組み合わせた単品を。そしてお供はもちろん生ビール!

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ああ、昼間から湯上がりに生ビールで幸せ~!


とり天にならい、ポン酢醤油か塩でいただくのですが、衣も気持ちよくサクサクし、実においしい!

このお店、どの料理にも、ウズラの卵の醤油漬が2個、串に刺して出てきます。これがまたビールにあう!

ああ、温泉つかって、うまいモノ食べて、酒飲んで…。

至福の休日です。

さて、帰りの電車まで20分ほどあるので、駅の構内と周囲を散歩します。

高架線駅を利用して様々な店舗があります。その一つ、マルミヤストアという名前のスーパーに入ると、鮮魚コーナーに目を奪われます。安い、新鮮!イカが透明!そしてすべて天然物!さすが別府湾を持つだけあって、別府の人たちはこうした新鮮な魚を日常的に味わえるのですねぇ。

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透明なイカは新鮮さの証し!


総菜コーナーをのぞくともちろん、とり天が。さらに思わずニヤッとしてしまったのですが、もう一つ、カツカレーのお弁当。それはどうってことないのですが、そパッケージに貼られたシールを読むと「チキンカツカレー」となっています。そう、カツカレーも標準がチキン!ここまで「鶏」にこだわる大分県民です。

そして駅直結の商業施設、えきマチでは良い場所に舞台衣装を売っているお店が。こんな場所に?不思議ですねぇ。有名な音楽祭もあるし、音楽を愛する方が多いのでしょうか。謎を残したまま(どなたか教えて下さい!)、再び列車に!





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2017年版フルムーンパスの旅~07 ゆふいんの森

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観光列車のいわば「元祖」、「ゆふいんの森」です。


3日目
博多    別府 
08:45 → 12:19 ゆふいんの森91号
別府 博多
14:53 → 16:47 ソニック40号(メタリック)



フルムーンパスの旅も、3日目となります。

朝7時半に起床。先に起きたKAY1がホテル前のファミマでコーヒーを購入して部屋に持ってきてくれます。

このところ、朝食は抜いています。その方が体の調子が良い二人です。

さて、博多駅に向かうと、駅から吐き出される人々の群れ。皆さん、暗い表情は東京と一緒。そう、今日は平日です。仕事へ向かう人々の表情は冴えないですよねぇ。で、一方、脳天気な我々は仕事から解放されてわーい!といきたいのですが、なぜか、ここ数日、仕事の夢を見てしまうKAY2です。今朝も、そんな悪夢で目が覚めています。

さて、本日は九州D&S列車の元祖とも言える存在、「ゆふいんの森」に乗車します。「ゆふいんの森」、博多とゆふいんを結ぶ気動車、つまりディーゼルカーです。2017年の水害のため、途中の橋梁が流失し、本来のルートを変更し、小倉駅と大分駅を経由して運行されています。乗り鉄である我々、終点の湯布院まで行くのではなく、途中別府で降りて、そこで3時間ほど過ごしたら「ソニック号」で帰ってくるという、これまた酔狂な旅となります。

先日も書いたように、訪れた新宿のびゅうプラザ、担当のお姉さんが頑張って1号車の先頭座席を取ってくれています。楽しみ!

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レトロな内装。照明も懐かしい雰囲気。


列車が到着するホームにはすでに4~5人の制服姿の女性が。JR九州の女性アテンダントさんたちです。みなさん、とても綺麗に身だしなみをしていらっしゃいます。また、顔立ちもハッキリした、KAY1曰く「九州美人」なのです(KAY1もその一人…と言っておかないと後で怒られます)。

で、我々の乗る1号車は…、瞬間、「!?」

1号車って、最後尾!?

ありゃりゃりゃりゃ…。博多を発車するのだから1号車が先頭と思っていたのに。

そう。本来ですとこの列車、鹿児島本線、久大本線と進むので、当然1号車が先頭。ところが、現在、上記の事情でルートを変えた臨時運行のため、逆方向に走っていくのです。そのため、1両目が最後尾。知らなかった!ね、これって、もしかしてびゅうプラザのおねぇさんも知らなかった?(とこの時はショックのあまり思っていたのですが、そうではなかったのです!読み進めるとわかります。びゅうプラザのおねぇさん、ありがとう!)

と、まぁ、それでは仕方ないでしょう。と、やや気分が沈みがちなKAYSであります。

やがて、背の高い瑠璃色の車両がやってきます。キハ71と呼ばれる気動車です。

ハイデッカーの車体は本当に車高が高く、独特の影を映し出します。そして、気動車特有の煙の匂いも。

乗り込んだレトロな車内のインテリア。これはユニークです。登場してすでに30年近く。現在は柱など何度もペンキを塗り直しているせいか、やや老朽化は感じますが、登場した当時は意表をついたことでしょう。木目の床や金色のメタルを組み合わせた独特の車内はレトロ感とともにゴージャス感があります。

ただ、色々と無理している部分もあります。例えばおしゃれなゴールドの荷物棚ですが、ハイデッカーのため、高さが稼げなかったのでしょう。頭がぶつかりそうな高さです。その点についてはアナウンスでも注意の喚起がなされます。

でも、乗っていてワクワク感があとからあとからあふれ出てくる…、そんなステキな車両です。

さて、最後尾、せっかく展望席なのですから…と、ふと気づいて、進行方向になっていた座席を勝手に逆向きにしちゃいます。「ごめんなさい」と心で謝っておきます。それを見ていた通路を挟んだ隣の外国人のお客さんもニコニコしながら同じようにしています。向かい合わせに直面することになった車掌室(運転台)の車掌さんはちょっと迷惑だったかもしれませんね。車掌さんにも「ごめんなさい」。

英語でも生のアナウンスが…。確かに外国人の利用は多いようですね!

いよいよ発車です。独特のディーゼル音を発して走ります。そして、車内には時折、ディーゼル特有の匂いが。

逆向きではありますが、運転台を眺めていると自分が運転士になったような気持ちにもなってきます。

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ハイデッカーの車両は景色を見下ろす形になります。


途中左側に西鉄電車が見えてきます。また、青い色の「ソニック」とすれ違い…、と電車好きにはたまらない光景が。

出発して45分、車窓はいつのまにか田園風景になってきます。

何も考えずに列車に乗って「ぼーっ」とする。これが最大の贅沢でしょう。自分で運転しなければならないドライブならばまだ緊張感が伴いますが…。

遠慮がちに走っているのか、やたら、待避や通過待ちがあります。路線変更にともない、ダイヤ、かなり無理して組んでいるのかもしれません。でも、そのおかげでこの素敵な列車に長時間乗ることができるのです!急がない旅は楽しい!

「えびつ」という小さな駅で9分間、ソニックの通過を待ちます。

再び走り出し、やがて新しいホームの駅にゆっくりと到着します。「おりお」とかかれた駅名表示を見ます。「折尾って、何か記憶あるよね」とKAY2。KAY1がすぐに返します。「いつも食べている駅弁の駅よ」そうでした。「かしわめし」でおなじみ。食の記憶は強いですねぇ。こちらでも6分間の通過待ち。とことん遠慮がちな「ゆふいんの森」です。

最後尾車、さすがに眺めに惹かれて小さな子供連れのご家族など、ひっきりなしに来客があります。

小倉までなんと1時間40分近くかけての旅でした。新幹線ならわずか16分。「贅沢」に列車が楽しめる旅です。

途中でアテンダントさんに写真を撮ってもらいます。

そして、KAY2が生まれて初めて旅行につれてもらった記憶のある若戸大橋を目にしたら、思わぬアナウンスが…。「列車はこの先、進行方向が逆になります」

おおおっっっ!!!

そうだったのですっっっ!!!

博多から小倉までの区間のみ逆向き。ここからは我々1号車が先頭に!そして我々1列目が特等席に。あぁ、びゅうプラザのおねぇさん、ありがとう!と思わず、手を握りしめて天を仰ぐKAYSです。

小倉駅に到着して、まもなくすると突然、ピッチ(周波数)の高い歓声が…。

なんと大勢の小さな子供達が乗り込んできます。にぎやか!KAYSのすぐ後ろの座席も子供達が座ります。この年頃はギャングとも呼ばれ、好奇心旺盛。足かけをバタバタとさせて遊びます。オシリからその振動の直撃を受けるKAYS。思わず、声をかけようかと思ったら、付き添いの先生の指導で座席を逆方向に転換。助かりましたぁ…。それにしても、賑やかな旅になりそうです。。

「ゆふいんの森」で遠足のようですが、贅沢!きっと先生方が乗りたかったのでしょうね。

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旅の後半では周防灘が見えてきます。


出発してほどなく、西小倉で今までやってきた路線と別れます。ゆっくりと進む列車。

子供達の声に耳を澄ますKAYS。「こんな人おるばいね」と、ネイティブな九州言葉が聞こえてきます。そっか、子供も九州弁をしゃべるんだぁ…と、「アメリカ人は子供でも英語をしゃべるんだぞ、凄いなぁ」という反応と一緒。とんちんかんな感想を持つKAY2です。

「先生、お弁当食べたい!」と欲望に忠実な子供達の声が。我々もお腹が空いてきますねぇ…。

小倉で入れ替わったお隣さん。初老の女性お二人は「まぁ、古くなったわねぇ。この列車ボロボロ…」とおっしゃりながら腰を下ろします。後でわかりますが、登場したときから何度か乗っているそうです。

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のんびりとした風景が続きます。


国東半島の付け根にある長いトンネルを抜けると、いつのまにか単線に。と思えばふたたび上り線と合流…と、このあたりは複線化工事の際には大変だったのでしょうね。

時速は70~80キロくらいで走っていきます。

線路沿いのススキがきれいにキラキラと輝いています。

稲が倒れているのは台風の影響でしょうか。

やがて、海が見えて、椰子の街路樹が見えてきます。南国的な風景が出迎えてくれて別府到着です。

楽しい「ゆふいんの森」での旅、名残惜しげに列車を見送ります。最後に顔をのぞかせた車掌さんも目が合った瞬間に満面の笑顔。いやぁ、楽しい経験でした。

そうそう、ゆふいんの森にはWiFi設備も搭載されています。パスワードを打ち込むことなくWi-Fiが利用出来ます。もちろん、セキュリティに関しては利用者も注意して使う必要がありますが。

もう一つ、お隣の女性二人。会話は残念なことに、最後まで色々な愚痴と人の悪口でした。人生、楽しくないようです。最初に列車に乗り込んだ時、「ボロボロね…」とおっしゃったときに受けた印象もそうでしたが、コップに半分入ったお水を見てどう思うのか。「あ、もう半分しか残っていない。残念ね!」ととらえるのか「半分も残っている!やった!」と、とらえるのか。人生の見方によって、その人生そのものも変わるという印象を持ったKAYSでした。


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独特の魅力のある配色の列車に別れを告げます。






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2017年版フルムーンパスの旅~06 修善寺から九州へ~2

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新大阪駅ではやっぱりこうなりました…。
串カツの「だるま」にて。



2日目
修善寺   三島
12:35 → 13:01 踊り子106号 
三島    新大阪 
13:48 → 16:00 ひかり473号 
新大阪   博多
17:09 → 19:47 さくら567号 


三島から乗り込んだ新幹線、大阪に到着しました。ここでは1時間ちょっとの乗り換え時間を設定しています。もちろん、駅ビルにある2つのお店、「赤白(こうはく)」さんと「だるま」さんにおじゃまするため。KAYSが愛してやまないお店。新大阪に来ると必ず立ち寄ります。ただ、1時間で2軒をはしごするためには、作戦が。急ぎ足で向かうのはまず「赤白(こうはく)」です。ワインバーという性格上、お客さんの回転がゆるやか。そう、並んでもなかなか行列は進まないのです。時刻はまだ16時すぎ。仕事を終えた人で込み合う前。先にこちらに滑り込みセーフ。この日は我々が入った10分後には満席状態になりましたから、ラッキーでした。グラスのシャンパンと白ワインはヒューゲルのゲヴェルツトラミネール。そして、洋風おでんは大根のポルチーニソース…と、ここまでは我々のいつものオーダー。今回はまだ試していなかった卵のスモークソース。白ワインとスパークリングをさらにお代わり。実は卵との相性はあまり良くなく、この日もそれを証明してしまいました。ムズカシイものだと感じます。

そこでお店を変えて、今度は串カツの有名店、だるまに。こちらも、待つことなくスムーズに入店。その直後から込み合いました。つくづく、我々、ラッキーです。手元のタブレットのような端末でオーダーをしていきます。熟知しているメニューから、生ビールに名物串カツ、ささみ胡椒、タマネギ、うずら、牛へれとオーダー。

隣にやってきた地元出身と思われる若い男女。テーブルに着くなり、置いてあるキャベツを指さし、店員さんに「これ、しなびてるわぁ。新鮮なのに取り替えて!」と一言。さすが遠慮のない大阪ですねぇ。

この日、KAY1は特にささみ胡椒に惚れたようですが、串物全般に、やっぱりうまい。パン粉の細やかさ、そしてソースの親しみやすい味わい。ああ、幸せ…とビールがさらに進みます。でも、もう出発の15分前。お会計をすませて有人改札を通り、ホームに進みます。

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新大阪駅が始発の「さくら」です。


今度は「さくら567号」。グリーンは1車両の半分、わずか24席です。外国人の方もちらほら。

車内放送ではみなさん「さくら」の「さ」を高く発音するのが以前から興味深いと思うKAY2です。車掌さん、今まで100%「さ」にアクセントなんです。そう、地名の「佐倉」や寅さんの妹の「さくら」のアクセント。最初は大阪のアクセントかと思ったのですが、どうも、そうではないようです。自動で流れる音声は通常のアクセント。でも、車掌さんはみなさん違う。何か理由があるのでしょうか。それとも業界用語的な業界アクセント?昨日の「やわ、やわ、やわ」についでの鉄道用語シリーズです。オモシロイですねぇ。

さて、「さくら」車内では爆睡状態と思いきや、やっぱり車販売で缶ビールを買ってしまい、KAY1に怒られるKAY2です。

ふと顔を上げてみると、車窓は明るく輝く徳山の工場群。日常から離れた光景を眺めながらのビールはやっぱりうまい…と思っていたら、さすがに酔っぱらってきたのか、気づいたら、もう小倉。酔っぱらって車内に忘れ物をしたらシャレになりません。しゃきっと気持ちを入れ替えて、荷物の確認。そして、博多駅に降り立ちました。時刻は19時47分。定刻です。

博多駅は二人とも何度も乗り降りしている駅なので、迷うことなく筑紫口に、そして、目の前にあるホテル、「FORZO」。これから5泊お世話になります。ビジネスホテル業界は競争が厳しく、特に新しくできるホテルや、古いホテルもリニューアルするたびにどんどん洗練されていくので、泊まり慣れたホテルよりも新しいホテルを…という楽しみがあります。今回のFORZAも評判を聞き早めに予約しておいたのです。

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このホテルにお世話になりました。


評判通り、アクセスは抜群、しかも、バスタブも大きく、適度な広さもありトイレもユニットでなく、別室になっています。値段はさすがにやや高いことと、ビルの合間に建っているので、眺めもゼロ。人気で予約がなかなかとれないという面がありますが、博多ではおすすめの宿です。

荷ときをしたら、今度は夕ご飯!食べることしか考えないKAYSです。

宿の目の前には駅への通路になじみの店が並びます。吉野家、リンガーハット…、あれ?リンチャン、外に掲示されたメニューを見て見ると、えびちゃんぽんトムヤムに目を惹かれるKAY1です。わざわざ九州に来てリンチャンでなくても…とつぶやくKAY2。でも、リンチャンは侮りがたしなのです。KAY2の友人が長崎に旅行に行き、地元の人に、「ちゃんぽんは何処がオススメですか?」と尋ねたところ、「そりゃ、リンチャンが一番ですよ」と答えが返ってきてびっくりしたと話してくれたことがあります。

この日の夕食は博多によく来ているKAY1におまかせ。彼女は新しくできた「KITTE」の飲食フロアを勧めます。エレベーターで上ってみて、9Fと10Fを下見。東京でも見かけるお店にまじって、地元のお店も…。そんな中で気になったのが2店。1つはフレンチシェフが作るパンケーキのお店「Partage Grand Hyuri」。パンケーキも良いのですが、タパスがいろいろとあるのが気になります。グラスワインも数種類選べるようですし。もう1軒は地ビールのお店「Goodbeer STAND」。なんと二十種類以上がタップ「生」で飲めるという謳い文句に惹かれます。西日本では最多の種類とか。

こうした時に迷わないのがKAYS。そう、両方行っちゃえ!

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「Partage Grand Hyuri」


と、最初にフレンチのお店「Partage Grand Hyuri」に。ホールを担当する女性スタッフ、もしかしてシェフのマダムでしょうか。笑顔で対応してくれます。タパスを2品、そしてワインをスパークリング(カヴァ)と白(リースリング)を頼みます。最初に出てきたタパスはタコのマリネ。やわらかいタコに素性の良さを感じます。そしてワインともぴったり!さらに出てきた鳥のコンフィはザワークラフトを敷き詰めて、やや酸っぱい味付けがまたまたワインに寄り添います。思わずワインのお代わり!ドイツのシルヴァナはもう、最高の相性。グルナッシュの赤ワインも明るい味わいでおいしい。

ああ、いいお店です。

「グラスワインのセレクション、素敵ですね!」と思わず話しかけたら、マダム、とても嬉しそうな表情をしていました。

さて、お店を出ると、今度はビール。

さきほどの地ビールのお店「Goodbeer STAND」に。大きなカウンターには先客は若い女性が一人。話しかけたいオーラがビシビシ。というわけで、お話を…伺います。福岡の人ですが、県外に長く住まれていて、ご実家のご都合で、最近になって故郷に戻られたとか。このお店の出しているビールが大好きで、通っていらっしゃるのだそうです。

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見てください!このタップ達!


そんなこんなで話が弾んだのですが、彼女が「博多に頻繁にいらっしゃっているのなら、良い居酒屋を教えてもらえませんか?」と逆に尋ねられてしまいます。この質問には、答えは即答。KAYSの二人が声をそろえて「酒一番です!」

その瞬間に店主の青年、「え?酒一番、行かれるんですか?嬉しいなぁ。僕も酒一番が大好きで、博多で一番の居酒屋だと思っています」と話に乗ってきます。

それまで、なんとなく遠慮がちに様子をうかがっていらしたそうですが、この我々の一言で、一気に「友人!」という感覚になったようです。そう、酒は友を呼ぶ!

というわけで、次第にビールのピッチがあがり、お代わり…。

ほぼフラフラになる一歩手前くらいで、お店を後にします。コンビニでビールとポテとチップスを買って…。このあたりからKAY2、、記憶が定かではありません。KAY1が翌朝曰く、「あのね、あなた、久しぶりにKAY2-2号になっていたわよ!ぷんぷん」

どうやら、相当に酔っぱらっていたようです。

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西日本で最大の生ビールの品揃えです。






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2017年版フルムーンパスの旅~05 修善寺から九州へ~1

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素敵な旅館の通路…。味わいがありますね。


2日目
修善寺   三島
12:35 → 13:01 踊り子106号 
三島    新大阪 
13:48 → 16:00 ひかり473号
新大阪   博多
17:09 → 19:47 さくら567号


新井旅館に泊まった翌朝、KAY1は5時に目が覚めて、天平風呂に。KAY2も7時半に起き出して、部屋の専用風呂に行ってきます。このお風呂、湯船は底に大人が横たわっても大丈夫なくらいに広いのです。朝、まずお風呂に浸かると、本当に頭がシャキッとしてきます。

お部屋に戻り、縁側で旅の記録を書きます。ふと小鳥の鳴き声がするなと池の方を見たらセキレイのつがいが。エサをちょうど見つけたところのようで、嬉しそうにしています。そこから視線を上にしてみると、別棟の屋根の上には青さぎが超然と立っています。ちょうど入ってきた仲居さんにその話をすると、「毎朝、この時刻にかわせみもこの庭に来るんですよ。きれいですよぉ…」とのこと。楽しみにしていましょう。

縁側でこうしてポメラを打って文章を書いていると、「プチ文豪」な気分になってくるところが伊豆の旅館ですねぇ…。その「錯覚」が楽しい。それにしても、今回は静かです。部屋から池をはさんで、通路が見えるのですが、行き交う人もあまりなく。台風で関西方面からの大量のキャンセルが出たために(みなさん、くやしい思いをされたことでしょうが)、非常に静かな宿の朝です。

部屋風呂に再び入ります。何度でも入ることのできる贅沢。

そして、11時のチェックアウト直前に支払いを済ませて宿を出ます。おかみさんやスタッフの皆さんの笑顔に送られます。日本旅館って、こうしたコミュニケーションで親しくなれるのが良いのですよ。若い頃はあまりそうした事に興味がなく、普通のホテルに宿泊していましたが、こうして人間、年を取ってくると、変わるのですね。昔から人見知りのKAY2ですが(仕事の時のイメージとは違うのです)、今はいろんな人とのコミュニケーションが取れる方が旅は楽しい!そう思えるようになりました。

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改装された駅は和のテイストの素敵な姿になりました。


さて、来たときと同様、バスに乗り、修善寺の駅に戻ります。

新しくなった修善寺の駅舎でベンチに腰をかけると、中学生とおぼしき男の子が…。

「すみません、アンケートよろしいでしょうか?」

「はいはい。何のアンケート?」

「東京オリンピックについてなんですが…」

ということで、喜んで協力するKAYSですが、思わず持論を展開して、かわいそうに学生クン、目を白黒。「貴重なご意見をありがとうございました!」と頭を下げてくれましたが、きっと「ああ、思っていた意見がとれなかったなぁ」とがっかりさせてしまったことでしょう。少年よ、これが大人の世界なのだよ…。

さて、修善寺では「踊り子106号」まで1時間10分の時間があります。目的地は三島なので、通常の電車に乗ってもいいのですが、やはり、せっかく無料で特急の指定券がとれるのですから、利用しない手はないという、貧乏性のKAYS。でも、余った時間をどうしよう。朝食のおかげでお腹は一杯。そうなると昼食というわけにいかず、喫茶店で時間をつぶすことにします。

実は、ひそかに、少し早い電車で三島に行き、新幹線も1~2本早めて新大阪でゆっくり…ということも考えたのですが、実は微妙に接続がうまくなく、あきらめたということもあります。このあたり、「のぞみ」が利用出来ないフルムーンパスの短所でもあります。

が、ここで難題が。修善寺駅前、喫茶店の選択肢が少ないのです。駅の前には老舗の喫茶店が1軒。入ってみるとすごいタバコの煙。気管支の弱いKAY2、あきらめます。

そして別のお店を探すと、「駅弁カフェ・たけし」というお店が1軒。

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こちらがそのお店。以前は不二家さんでした。
伊豆の踊子姿のぺこちゃん人形は健在。
不二家時代と変わらぬ、旅人達を迎えるオーナーさんの
温かい気持ちが伝わってきます。


入ってみると、タバコの煙もなく、無料のWi-Fiに電源コンセントも。ほぉ、これはいいですねぇ。使いやすいカフェです。とはいえ、お客さんは高齢者の方々ばかりです。お店の奥様(オーナーさんでしょうか)はとても愛想がよく、高齢のお客さんのおしゃべりにもしっかりとおつきあいし、さすがだなぁと関心します。なんとなく聞こえてくる話も、高齢で入院された奥さんの看護の話だったり、近所に出没する鹿の被害の話だったりと…なかなか興味をそそられてしまいます。高齢で沼津から写真をとりに修善寺にきたというお客さんは、まるでアナウンサーのように声が通り、年齢を聞くと90歳をすでに過ぎているとか!驚きます。

地元の素敵な交流の場となっているのですね!

そのお店で旅の記録を書き、そして、時間を過ごします。旅を続けながら、こうして接続の都合で時間があくと、旅の記録を書く…悪くないなぁと思います。

おっと、いつの間にか踊り子の発車15分前。お店の居心地が良く、ついつい、書き物に夢中で時間を忘れてしまいそうになりました。

乗り込んだ車内、昨年の旅でも感じたのですが、JRは指定を取る際にお客さんを固めますねぇ。1両に乗客は数人しかいないのですが、なぜか全員一箇所に固まって座らされてしまいます。この列車の場合、シートマップで選べないので仕方ないのですが。

さて、車窓を見て驚きます。あれ?伊豆箱根鉄道のこの路線って、こんなに富士山がきれいに見えたっけ?窓の外には裾野の広い見事な富士山がみえてきました。今までこの路線は何度も往復していますが、今まで気づかなかったのは、車両の進行方向左側の座席に座ったことがなかったからなんですね。いつも右側ばかり。午後のまぶしい太陽をさけるためでした。ところが、今回は希望の座席を選べなかったことで発見できてしまいました。

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富士山の姿、裾野が広がる姿は東京では見ることが出来ません。


36分間ほどの乗車。いつも通り過ぎるたびに思うのですが、三島の一つ手前、三島広小路の駅はなんとなく昭和の30年代を思わせる、雑然とした雰囲気がとても魅力的に見えます。一度時間をとって降りてみたいたいと思って、まだ実現できていません。駅舎がこのままでいる時にぜひ実現したいものです。

三島駅、北口、降りてみたのですが、「何もありません!」といいたくなるくらいに周辺には飲食店が少ないようですね。少し歩けばあるのかもしれませんが。隣に立つ、大きな日本大学国際学部のビルが印象的です。どこか喫茶店でもあれば、旅の記録の続きを書こうと思ったのですが…。

あきらめて改札の中に入ってみると、なぁんだ!待合室があり、そこにはドトールも!電源コンセント付きのテーブルもあり、いたって便利。ここで記録の続きを書きます。

発車時刻が近づき、ホームに上がってみると、ふたたび富士山がきれいに見えます。

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ホームに売店が。のぞいてみるとご当地もののオツマミが。焼き卵でくるんだウナギのおむすび「うなたまご」、そして、名物と書かれた「三島のコロッケ」。

大阪まで我慢しようと思っていたのですが、ついついビールにも手が伸びます。

やってきた「ひかり473号」に乗り込むとすぐに缶のプルタブを引っ張り、そして持ってきたプラスチックのグラスに注ぎます。ああ、ビールがうまい!そして、「うなぎり」という名のおにぎり。小さいけれど、ウナギの蒲焼きが。鰻重のたれをまぶしたご飯のにぎりを薄い卵焼きで包んだというイメージで、それはそれで楽しいめる一品。そして、三島のコロッケは…。ほぉ。妙に密度の濃い、やや固めのコロッケです。すぐにネットで調べてみると、三島の町おこしの一環として、様々なお店が作っているそうです。共通項は素材に男爵イモではなく、メークインを使っているという点。なるほど!だから、ホクホク感ではなく、このモチモチ感なのですね。これはこれでオモシロイと思います。悪くない!

旅行前に大量に電子書籍化した本を読み始めています。「久米宏です。 ニュースステーションはザ・ベストテンだった」。ラジオでもテレビでも一世を風靡したアナウンサーの久米さん。自分自身のことはあまり語らない方ですが、今回、自分自身の人生を赤裸々に語った本と話題です。読みふけります。

そして、音楽を聞いたりしているうちに大阪到着です。

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列車で地元ごとの名物を味わう楽しさ。






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2017年版フルムーンパスの旅~04 新井旅館で銀婚祝い

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常に変わらぬ、落ち着いた佇まいの新井旅館です。


さて、到着した修善寺駅、数年前にリニューアルをしたようで、かつての昭和な雰囲気から一転、モダンな和風駅舎となりました。ここですぐにバスに乗り換え修善寺温泉に。

宿、「新井旅館」は変わらぬ佇まいです。歴史を感じさせる建物。決して豪華さを表に出さず、わびさびのような素敵なこの宿を気に入る方も多いようです。

一旦荷物を宿に預け、我々はしばらく街を散歩。ドラマ「逃げ恥」でロケに使われたり、修善寺、いまでも時折話題になる観光地です。

30分ほど散歩を楽しみ宿に戻ります。

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石畳の小径に落ちていたドングリ…。


変わらぬ雰囲気の宿とは言え、前回訪れたのは5年前。さすがに、その時と比べれば色々と変化はありました。かつての温水プールは現在お土産物屋さんになっていたり。あるいは、家族風呂が2つあるのですが、1つは予約制で有料となっていたり…。

我々が新婚旅行で滞在し、今回も予約したお部屋も耐震補強工事が行われた際に、細かいリニューアルがされています。しかし、さすが新井さん、たとえば部屋が出来た当初に戻すように、冷蔵庫を壁の中に隠したり、一方で、鏡台を廃止し、その代わり、トイレに新しく使いやすい洗面台を設けたりしています。部屋風呂は一時期、高度成長期の一般家庭で見られたような老舗旅館にややそぐわない洗面台も以前はありましたが、これも潔く廃止。その一方で、浴室の中の中の水回りを充実させて綺麗にしていらっしゃいます。

築101年経つ建物ですが、しっかりと現代人が使っても心地良いように、目立たず、それでいてしっかりとリニューアルされている姿に感銘を受けます。

古い少し表面にゆがみのあるガラス窓から差し込む木漏れ日が縁側を通り、部屋のテーブルを照らします。ああ、懐かしい雰囲気だなぁ…と子供の頃を思い出してしまいます。

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この桐の棟からの池の眺めを愛する人が多いのです!


さて、日本旅館に泊まる、もう一つの楽しみは部屋を担当してくださる仲居さんとのおしゃべり。新井旅館では素敵な仲居さんに当たる事が多いのですが、今回もそう。若い方ですがとても明るく、楽しい方でした。

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この庭園を見ながらの湯上がりのビールは…、最高です。


そうして、この日は、まず、家族風呂に、そして、旅館自慢の「天平風呂」につかります。台風の影響でしょうか、関西方面の交通手段が立たれ、キャンセルを余儀なくされたお客さんが多かったと聞きます。そのため、お風呂も貸し切り状態。美人湯の透明な泉質のお湯は肌に優しい感触です。あまりに気分がいいので、ついつい長く浸かってしまいます。その後、ロビー横の庭園を眺める通路に置かれた小さなテーブル席に腰掛けて、生ビールを味わい、体の火照りを冷ます二人です。

夕食は少し早めの18時にしてもらいました。年々歳を取ると食事の量が減ってきます。すでに5年前、夕食で音をあげそうになった我々。そのために、今日は朝も昼も抜いてきています。

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目を楽しませてくれる素敵な料理の数々…。


そして、出てきた夕食は、相変わらず素晴らしいものでした。

中でも、スープ代わりの「栗の摺り流し」はそれだけでもおかわりを十杯以上頼みたいくらい。そして秋をイメージした箸付の美しいこと、美しいこと…。

スパークリングワインを頼むと、リーデルの素敵なグラスも出してもらえます。

料理は最後まで、「ほぉ!」「素晴らしい!」「美しい!」「美味しい!」と感嘆の声の連続でした。最後には銀婚式を祝うケーキまで。こちらは地元修善寺の洋菓子屋さんのものだそうですが、生クリームがとても美味しく、少し残っていたワインとともにいただきました。

その後、お腹も一杯になり、お布団を敷いてもらい、縁側で、庭の池を見ていたら、いつのまにか撃沈でした。幸せな夜でしたぁ。

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新井旅館で提供される、
地元の洋菓子屋さんのケーキ。おいしかった!






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2017年版フルムーンパスの旅~03 紆余曲折?

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嗚呼!(新宿駅にて)


旅の初日、実はとんでもないことが起きていました。もう秋も深まった頃だというのに、なんと、台風が上陸。関東を直撃しそうだというのです。

祈るような気持ちで前日、JRの運行情報を見てみたら…。おお、あろうことか!我々が大喜びした貴重な展望席チケット、スーパービュー踊り子が…

「運休」。

これはショックです。そこで、急遽、取り直しをしなければいけません。えきねっととにらめっこ。また台風の通過時間なども勘案します。

その結果、

新宿    東京 成田エクスプレス23号
11:40 → 12:01
東京    三島 こだま655号
12:26 → 13:22
三島    修善寺 踊り子115号
13:40 → 14:03


台風の上陸は午前3時。すっかりと酒臭いKAY2は8時頃に一度起き出すも、撃沈気味。最終的には9時に起きてきます。「酒臭いよぉ!」とKAY1が苦情を申し立てます。

予定しているのは新宿を11時40分発の成田エクスプレス。まずネットで運行状況を確かめてみます。朝は運休していた成田エクスプレスも我々が乗る時間は運行しいているようで安心します。

昨日、えきねっとで予約したばかり。フルムーンパスの場合、券売機での発券ができないので、みどりの窓口に行く必要があります。昨今、みどりの窓口は海外からのお客さんで込み合います。というわけで、11時には新宿についておきたいというわけです。10時30ごろ、に仙川駅に向かいます。

ところが、まず仙川駅に着いてみて、思わぬ事態に。京王線、かなり遅れているのです。特急と準特急が運休しているということで、ホームに降りたら、目の前で20分ほど遅れた各駅停車のドアが閉まり、発車していくところでした。ええ?何で??と想定外ですが、時間には余裕をもって行動しているつもりなので、最悪、新宿で間に合わないことはないとふみます。

しかし、次に何が来るのか。電光掲示板ではさきほどから「区間急行」の表示が出たり、それが消えて「快速」の表示が出たりして、混乱しています。そこで、例の京王アプリを見てみると…ふむふむ、隣のつつじヶ丘には快速の本八幡行きと各駅停車の新宿行きが止まっているようです。ということは快速が来るけど、たぶん、特急や準特急の運転が休止ということは快速も「激混み」でしょう。そのあとの各停はすぐにくるのか、それとも他の列車を待ってから出るのか…。これもアプリで後続列車を見て見ると、すでにそのあとの各停がつつじヶ丘駅に近づいています。ということは、今、つつじヶ丘に停車している各停はまもなく出発。それを待つことにします。

想像通り、すぐに到着した「快速」は立錐の余地もないくらいの混み具合。そこで見送って、やってきた各停は見事にがら空きで二人とも座れました。

さて、新宿のみどりの窓口、数カ所ありますが、一番人が少ないのは西口地下と踏みます。正解でした。行列はなく、3つ開いている窓口のうち一つで、ちょうど前のお客さんがお金を支払って離れたところ。すぐに発券の手続きをしてくれますが、途中で係の女性、時刻表を相手に格闘。なにか、不明な点があるのか…若い方だったので、フルムーンにあまり馴染みがなく、規則を確認していたのかもしれません。しかし、問題無く、数分後にはチケットを手にすることができました。確認時、こころなしか、「新宿から東京まで成田エクスプレスですね」の「東京」の部分を強調している雰囲気ではあります。ま、こんな酔狂な使い方をする人は少ないでしょうから…。あっ、昨今増えた外国人旅行客の場合、ジャパンレールパスを使う方は荷物が多いので、このルート、よく使われるそうでです。今回の予約で訪れた「びゅうプラザ」の人が教えてくれました。

さて、発車まであと30分。ホームで待つことにします。始発電車なので、少し早めに車内に入ることができるでしょうから…と思ったのが、誤算。ここから再びハラハラドキドキの旅のスタートになるとは。

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この日、車窓から眺めた多摩川です。
台風の影響で増水しています


さて、5番線ホーム。大きな荷物を抱えた外国人のお客さんが大勢います。成田エクスプレスならではの光景ですね。

そして、折り返し運転のために、掃除のおじさんも。

ところが…。

待てど暮らせど、電車が来ないのです。掃除のおじさんも仲間と「今日は遅れているねぇ…。」

え?

新宿を11時40分に出発予定の成田エクスプレス、東京駅に到着するのは12時01分。そこで、次の新幹線まで25分の待ち合わせです。東京駅の地下ホームから新幹線までは結構な距離がありますから、乗り換えに10分はみておきたいところ。そうなると、電車が15分以上遅れるとヤバイのです。フルムーンパスではのぞみは使えません。ひかり、本数が少ないのです。

到着をひたすら待ちます。

やがて…。折り返しの電車が到着したのは発車予定時刻の11時40分。さらに車内清掃が終わり、新宿を出発したのが11時55分。音もなく静かに滑り出した成田エクスプレス。ああ、絶妙な遅れ具合です。ううぅ…、いっそのこと品川で降りて、そこで新幹線に乗り換えすれば間に合うかな…。あれ?新宿発の成田エクスプレスは品川には止まらない?

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乗ってしまえば快適なのですが…。


ただ、もともと「晴れ男」だけでなく、運の良いKAY2、きっと大丈夫と、心の中では思っているのですが…。

嗚呼、ところが突然、五反田で停車。信号待ちです。さらに品川手前でも停車…。ここで遅れは25分となります。ああ、もうダメ。

さっそく次の新幹線の時間を調べます。フルムーンパス、特急券は何枚発行してもタダですから、現在持っている特急券がだめになっても、ふところは痛くありません。

あ、待てよ…。

こんな日だから、新幹線も遅れている可能性がある?と、運行状況を見てみると、新幹線10分程度の遅れとあります。おお、間に合うかも!

さ、いよいよ東京駅に到着。すぐにダッシュできるように入り口に立ちます。

が、ここでまたハラハラドキドキ。

停車したもののドアが開きません。あれ?

1号車最前部の扉に立つ我々。運転台から運転手さんの無線での会話が聞こえます。「車掌さん、連結の準備できました!」

なに?連結ぅぅぅぅぅ!?

そう。成田エクスプレス。この東京駅で先に到着していた大船からの列車と連結して成田に向かうのです。ホームに到着しているのに、連結作業が終了するまでドアは開かない!!

「6メートル前、一旦停車!」

おーい、早くしてくれ…と焦る我々。

運転手さん、先行車両の車掌さんとの無線のやりとりが続きます。

「やわ!、やわ!、やわ!(速度を落とせという意味の専門用語です)」と連結直前の女性車掌の声が聞こえてきます。それがまるで「やば、やば、やば」と聞こえてくるほど、焦る我々。

ちなみに、この女性車掌さんの「やわ、やわ、やわ」というのは、一部男性に非常に人気のあるシーンだそうで、動画サイトなどでも、人気とか…。「ったく…」、何を考えているのやら。(笑)

さて、これほど連結作業を恨めしく思ったことはありません。普段は「連結!」と聞くとカメラ抱えて喜んで写真を撮りに向かうのに…。

連結、無事終了。ドアが開くと当時にホームに飛び出た二人。人の波をかきわけて、とにかく新幹線ホームへと急ぎます。KAY1は言います。「重いキャリーバッグを抱えて走ったのは、生まれて初めて。もう、火事場のバカ力を出したわよ!」

ひたいの汗をぬぐいながら、新幹線の改札口で電光表示板を見て見たら「こだま655号」、なんとまだ17番線ホームにいる。

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発車時刻をすでに数分過ぎていますが、セーフ!


有人改札を「フルムーンですぅ!」と叫び、駆け抜けて、ホームへ。

無事に、こだま、グリーンの車上の人となりました。10分ほどの遅れで出発。本来の列車に無事に乗れたことに安堵します。 

新幹線、一つ前の世代の窓の大きな車両です。これは晴れた日にはうれしいですね。まさに台風一過、富士山もきれいに見えてきました。

三島到着。在来線ホームに向かいます。13:40分の踊り子。こちらは遅延がなく、ぴったりの時刻に到着&発車です。

伊豆箱根鉄道の路線は建物のすぐ横をすり抜けて走ります。こんな台風の直後でも、車内は修善寺方面に向かう人たちがちらほら。家族連れもいれば、女性のグループも。いつもの踊り子号車内の風景に懐かしさを覚えます。車両も新婚旅行の時と変わらぬ185系。25年間、変わらないのは凄いですねぇ。さて、この続きは次回!

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懐かしの踊り子!






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2017年版フルムーンパスの旅~02 ルートと準備

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フルムーンパス、現在のポスターです。
(JR三島駅にて)


今回のルートのご紹介です!

1日目
新宿    東京
10:08 → 10:31 成田エクスプレス17号
東京    熱海
11:00 → 12:17 スーパービュー踊り子5号
熱海    修善寺
13:25 → 14:06 踊り子115号

2日目
修善寺   三島
12:35 → 13:01 踊り子106号
三島    新大阪 
13:48 → 16:00 ひかり473号
新大阪   博多
17:09 → 19:47 さくら567号

3日目
博多    別府 
08:45 → 12:19 ゆふいんの森91号
別府 博多
14:53 → 16:47 ソニック40号(メタリック)

4日目
博多    熊本
07:21 → 08:00 さくら403号
熊本    人吉    吉松 
08:31 → 10:08 → 11:22  いさぶろう1号
吉松    鹿児島中央
11:25 → 12:52 はやとの風1号
鹿児島中央 指宿
14:02 → 14:58 指宿のたまて箱5号
指宿     鹿児島中央
15:07 → 16:00 指宿のたまて箱6号 (カウンター席)
鹿児島中央 博多
22:19 → 23:55 さくら414号

5日目
博多  新八代
08:38 → 09:26 さくら405
新八代 川内
10:08 → 14:19 おれんじ食堂2便 
川内    博多
14:51 → 16:14 さくら560号

6日目
博多    長崎
08:57 → 10:49 かもめ9号
長崎    佐世保
14:53 → 17:35 ある列車 長崎午後便 
佐世保   博多
17:43 → 19:35 みどり26号

7日目(最終日)
博多    新大阪
09:46 → 12:24 さくら544号
新大阪   東京
13:43 → 16:40 ひかり470号
東京    新宿
17:23 → 17:44 成田エクスプレス36号 

以上です。ちなみに、「おれんじ食堂」と「或る列車」については、すでに電話で予約を済ませてあります。

観光もなく、列車に乗るだけという日もあります。目的地で改札を出たらすぐ折り返しという場合も何度かあります。もはや「酔狂」としか表現しようのないプランです。

この中でも特に嬉しかったのは初日、伊豆へ向かうのに、スーパービュー踊り子の予約を入れたのですが、なんと1両目、展望の1番がとれたのです。今まで伊豆からの復路でとれたことはありますが、上りである復路の場合は後ろ向きで展望の車窓を眺めることになります。それはそれで楽しいのですが…。今回初めて念願の往路、つまり下りでの展望がとれたのです。これは嬉しかったですねぇ!

ところが…、これがいろいろと紆余曲折ありました…。そのあたりはまた後日掲載の記事でお楽しみを。

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こちらで大量のチケットを発券してもらいます。


さて、いよいよ発券作業が待っています。

発券作業、今までの経験から相当時間に余裕を持つ必要があります。数十枚の発券となるので、通常のみどりの窓口で立ったまま待つのが大変。そこで、「びゅープラザ」を利用します。こちらはソファのようなイスに座って発券を待つことができます。

KAYSの通勤途中である新宿には、2カ所びゅうプラザがあります。東口と南口。南口が京王線からは近いので便利。行って見て驚いたのはお客さんのほとんどが外国人旅行客だということです。それもおびただしい数で、次から次へと来店します。番号札を持って、しばらく待ちます。

自分の番号となります。担当の若い女性、のんびりした雰囲気です。大丈夫かなぁと少々頼りなく感じながらも、「フルムーンで、こちらの特急券の予約をえきねっと終えていますから、発券を…」と伝えます。

すると、「では、こちらのフルムーン申込用紙にご記入をお願いしますね!」とのこと。

住所、氏名、年齢など書き進め、そして、利用期間の所には10月、11月のカレンダーが印刷されています。利用期間の日に丸印を記入するのですが…、そこで手が止まります。

あれ?

利用開始日、つまり上記旅程の1日目、カレンダーを見ると日曜日になっています。

瞬間、呼吸が止まり、顔から血の気が引くのがわかります。

「あの、この日って、日曜日でしたっけ?」

係りの女性、そのカレンダーをのぞき込み、「そうなっていますね。」

うわぁ、ものすごい失敗をしたぞ!

KAYSのお休みは月曜日から。そこからスタートで数十枚の特急券と宿を予約したのに、全部1日間違ってとっていた!?いまさら日曜日は休みをとれない!

隣りで気配を察したKAY1も顔から血の気が引いていきます。表情、思いっきりひきつっています。

「KAY2よ、お前は何と言うことをしでかしてしまったのだ」と、彼女の目が語っています。

なんと、全部の特急券の予約がパーだっ!

ああ、KAY2のバカ、バカ、バカ!年をとったと言ってもこんな初歩的な間違いをするなんて…。

でも、でも、でも、あれほど予約の際に確認したはずだったのに…。

あれ?

卓上に置いてある別の小型カレンダー。念のためそちらの10月を見てみると…。

初日に当たる日は月曜日となっています。

瞬間、理解しました。

その女性スタッフに厳かに伝えます。

「あの、この申込書、昨年のではないですか?」

女性、しばらく卓上のカレンダーを見比べて、にこやかに

「あ、そうみたいですね。取り替えますね。」と軽やかにお答えいただきました。

というわけで、数分感、血の凍る体験でした。

とはいえ、これから、スタッフさんにお世話にならなければなりません。怒りをおさえて、凍った笑顔で、「あぁ、びっくりしました。新しいの、ちゃんとはじめから用意しておいてくださいね」と震える声を振り絞ります。

でもね、この後、この女性スタッフさん、大活躍してくれて、貴重なチケットも…。

というわけで数十分かけ、彼女はすべてのチケットを間違いなく、無事に発券しくれました。

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グリーンを中心に、これだけの厚みの特急券の束となります。


さらに、一部の列車ではえきねっと予約ではシートマップが利用出来なかった列車もあり、彼女に希望を伝えたのですが、わざわざ1つ1つの列車に複数の候補のチケットを押さえてくれたり、ものすごくありがたい親切で丁寧な対応をしてくれました。

なかでも、「ゆふいんの森」は1号車の1列をとってくれたり、「指宿の玉手箱」では海向きの席を確保してくれたり…と、我々の希望の多くをかなえてくれました。ありがとう。でも、最初はびっくりしましたよぉ。

というわけで、40分ほどの滞在で、びゅうプラザをあとにしました。

その後、旅行が待ち遠しくて、毎日、カレンダーを眺める日々。

そして迎えた旅行前日。

準備もほぼ終え、夕食に。このところ仕事で尋常ではないストレスにさらされているKAY2、1週間もの長期の休みになるということで、超開放感を感じています。その結果、徹夜明けで仕事をしたにも関わらず、酒が進む進む…。

明日は7時に起きる…なんていっていたのが、結局ぎりぎりになるまで起きてこなかったのですが…、あれ?これって、毎年、同じ事を書いている?

学ばない男ですぅ。(笑)





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