KAYS 2017年09月
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なんとなく贅沢にCOZY(仙川)なひととき

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集合住宅の1階にお店はあります。


街は生き物。新陳代謝があります。古い店で、模様替えをするお店もあれば、惜しくも閉店する店、そして新たに登場する店も。

仙川、小さな街ですが、日々街の風景を眺めてみると、着実に色々な変化が起きています。

しかし、今まであまり変化の無かったエリアにそれが起きると結構衝撃です。

桐朋学園の前を通っている都道118号線・調布経堂線(通称桐朋学園通り)。とても狭い通りです。通りを一歩横道に入っていけば、色々なお店が昨今出来ているエリアですが、通りに直接面しているエリアは比較的、そうした変化は少なかったように思います。交通量が多いにもかかわらず歩道が桐朋学園側にしかなく、歩きにくく、アプローチしにくいということも理由の一つでしょう。

そこに、突如登場した新しいコンセプトのお店…。それが「COZY(コージー)」。

英単語で「いごこちの良い」という意味です。

KAY1が色々と聞き込み調査をしてきます。

曰く、「オーナーって、別の業種の方なんですって。なんだか、建築関係みたいよ!」

曰く、「オーナーがご自分の趣味でお店を作られたから、内装、凄く凝っているんですって」

曰く、「シェフさんは雇われで、しかも、イタリアンベースで、結構幅広い料理ができるみたいよ」

などなど…。

ただ、オープンしてしばらく、我々、お店の前を通るのですが、中に入る決心ができませんでした。

というのも理由は一つ。

外に置いてあるディナーのメニューを見ると…かなり高額なのです。しかもメニューにはコース以外が記載されていなかったのです。それも、5、000円、7、000円、9、000円の三種類だけ!

仙川にはいままでなかった高級レストランの雰囲気です。

「うぉ!これは無理だ。きっと接待などに使われるお店なんだね…」

それから2ヶ月…。

珍しくKAY1が平日休みに。そこで、桐朋学園の前を通りかかったら…。

「ああ、そうだ!COZYって、ランチをやっているよね。今日は普段なかなか行かない店にしない?あそこに行こうよ。ランチならお財布、大丈夫だから」

といわけで、踏み入れた店内。

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テーブルの上にはこんな小さな観葉植物も…。


広い!天井が高く、そして窓も広くとってあり、明るい空間が広がっています。

さすが建築家デザイン。ほぉ、周囲の景色からすると、これは別世界。そして、席も結構埋まっています。しかも、20人近いお客さんの中で男性はKAY2ただ一人。あとはすべて20代~40代の女性です。

参ったなぁ…と頭をかきかき着席するKAY2です。

「こら、キョロキョロしないの!」と厳しい叱責がKAY1から飛んできます。

だって…、お綺麗なお姉さんやご婦人が多いんだもん…。

しかし、驚きました。こんなに女性で賑わっているとは…。

振り返って厨房を見てみると、こちらも広いスペースで洗練されたデザインになっています。素敵だなぁ…。厨房を眺めているだけでも、リッチな気分になってきます。

途中で年配のご夫婦が入ってきます。ほっ。やっと男性が自分一人だけじゃなくなった…。

ふむ。こうしてみると、この場所で、このお店。しっかりと成功しているわけですね。おそらく桐朋の学生さんもいるでしょうし、桐朋の幼稚園にお子さんを連れてきた若いママさんたちも。さらに周囲に住んでいる奥様方も。そして、おそらく桐朋の関係者の方々も。

なるほど、しっかりとマーケティングした結果、この場所ならこのコンセプトで店を開くと行ける…そう、踏んで開店されたのですね。

メニューを見てみると、ランチは4種類。「COZYおすすめ」、「パスタランチ」、「サラダランチ」、そして「COZYカレー」。1200円~1500円のラインナップです。ドリンクとデザートは別。

そこで、我々はおすすめとカレーを。おすすめはメインを2種類から選べる仕組みになっています。この日は「群馬県産茄子と挽肉の四川風炒め物」と「まぐろ頬肉のソテーおろしポン酢」からのチョイス。前者をいただきます。おすすめには、このほか小鉢、香の物、ご飯、汁物とついてきます。ふむ、この取り合わせを見ただけでも和風、中華、洋食と、様々なスタイルがミックスされていることがわかります。面白いですね!

テーブルは白木で、焦げ茶のおしぼりに同色のマット。そして、小さな観葉植物…。うーん、おしゃれぇ~~~。イスもクッションが効いており居心地良いのです。確かに「COZY」と言えますねぇ…。

隣では、シェフのお知り合いの女性がわざわざ遠方からいらっしゃったようです。短い時間厨房から出てこられたシェフと談笑。食事でなく、ケーキを召し上がっていらっしゃいました。美味しそう!次回はぜひ、ケーキ目指して。

大きくとられた窓、実は眺めとなるのは隣の古い昭和なアパートです。おしゃれな店内にはそぐわないのですが、我々はこういうミスマッチが好きだったりします。そのアパートとの間の狭い道路を時折チェロやバイオリンのケースを抱えた学生さんたちが歩いて行きます。うん、仙川ならではの光景!この中から世界的に大活躍する演奏家が生まれていくのでしょう…。そう考えるとメチャクチャ贅沢な眺めです。

さて、出てきた料理を見ると、これまた衝撃を覚えます。

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こちらが「COZYおすすめ」というランチセット。


お店の内装イメージとはまた違い、丁寧な和風のイメージ。どちらかと言えば年配の方が喜びそうな取り合わせです。メインの茄子と挽肉の四川風は確かに中華風ではありますが、小鉢が半熟玉子に高野豆腐の細切りと小松菜をあえた物!ご飯は五穀米。めちゃヘルシーです。そして、お味噌汁が白味噌なのは久し振りですねぇ。具もねぎ、豆腐、わかめとしっかりと入っています。

そして、カレーの方はいわゆる欧風カレー。コクの深い味わいに焼き野菜が…。

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「COZYカレー」です。サラダが別についてきます。


とにかく不思議な取り合わせですが、その底辺を流れるのは「丁寧な作り」ということが言えそうです。そして食材も色々なこだわりが見て取れます。

そうそう、このお店、禁煙なんですが、喫煙室も用意されています。愛煙家さんは嬉しいでしょうね。

なかなか痒い所に手が届く、面白いお店だと思います。

これは一度、ディナーにもおじゃましたいところですが…。でも、コースの値段が我々の予算越えで…と、お店の方に尋ねてみたら、アラカルトのメニューもいろいろとあるそうです。そのうち、味わえるかな…。(^^;)


Restaurant COZY(レストラン・コージー)
  ランク:A+
  電話:03-3300-6588
  住所:調布市仙川町1-8-8
  時間:11:30~14:00(ランチ)
     14:00~17:00(カフェ)
     18:30~23:00(ディナー)
  定休:火曜日
  値段:1200円~
  場所:仙川駅 徒歩8分
  地図はこちら
  メニュー例:欧風カレー 1、200円 
  クレジットカード:可
  facebook:https://www.facebook.com/sengawacozy/
  その他:禁煙(喫煙室あり)

KAYSのホームページはこちら http://kays1998.web.fc2.com/


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4時間で4種類のロマンスカーを味わう道楽!


このパンフレットがきっかけでした。


ある日、小田急の駅で見つけたパンフレットに心を動かされてしまいました。

「特急ロマンスカー夢リレー」、夏休み限定の企画です。ロマンスカー登場60周年を記念して、現在走っている4種類の車両に乗車し、その使用済みの特急券を送ると、抽選で車両基地見学招待などの賞品が当たるというのです。

いや、賞品に惹かれたわけではありません。

プチ夏休み。そう。炎の料理人こと、KAY2はかわいそうなことに、この夏、休みが全くありませんでした。1日くらい、夏休みらしく過ごしたい!そうだ、電車に乗ろう!という単純な発想に、このパンフレットが火をつけたわけです。

1日ロマンスカー三昧!朝から晩まで!

といきたいところですが、、やっぱり休みはなく…。

ん?

短距離でもいいから4種類乗ってみたら?午前中仕事して、それから仕事は休みにして午後乗ればいいじゃん。必要だったら、また夕方から仕事すればいいし…。(^^;)

そこで、ネットの時刻表とにらめっこ。「ロマンスカー@PC」であれば、それぞれの特急がどの車両を使っているかの表示もしてくれます。そこで、効率よく、4種類の車両に乗るには…。

次のプランをたてました。これなら4時間ちょっとで4種類のロマンスカーに乗ることができます。いや、本当は小田原~箱根湯本間を往復すれば、もっとも効率良いのですが、この企画、箱根登山鉄道線は除外なのです。

11時30分 新宿発  はこね19号(LSE) 11時57分 町田着
12時27分 町田発  はこね12号(MSE) 12時58分 新宿着
13時30分 新宿発  はこね29号(VSE) 14時07分 海老名着
14時36分 海老名発 はこね24号(EXE) 15時18分 新宿着 


前日まで悩みます。普段だったらネットで特急券を予約し、切符を持つことなく乗車するのですが、今回の規定は切符を発券して、それを使用した後に送らなければいけません。そこで、当日駅に行き、一気に発券。そこで、もし満席ならばあきらめるという…そんなやや消極的なプランでした。

さて、当日、天気はやや曇りがちですが、太陽も時折顔をのぞかせます。曇りはありがたい。晴れるとブラインドを下げるお客さんが多く、車窓が楽しめません。

新宿駅に着いて、まず発券。無事、すべてのチケット、窓側がとれました。平日のおかげですね!

でも、ホームに上がって見ると、大勢のお客さんが。乗車口には行列を作って待っています。

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ロマンスカーといえばこの配色…
という世代の方もいらっしゃいますよね!


やがて、目指す「はこね19号」。懐かしいウルトラマンの配色、LSE車(7000型)と呼ばれる車両が入ってきます。ああ、これこれ、これがロマンスカーのイメージだよねと、昭和生まれのオヤジであるKAY2は懐かしさを覚えます。

乗り込むと、周囲のお客さんたちからも「昭和だね!」の声が。そう、座席のモケットだったり、天井の直接照明、そして、扉のガラスデザインなどなど、随所に昭和のデザインを感じるのです。壁にあるガラスの灯りのデザインも昭和40年代に喫茶店などでよく見かけた形をしています。そういえば、ドアが折り戸なのも懐かしい!

およそ8割~9割の乗車率でしょうか。

11時30分、発車。

走り出して、すぐにお弁当のにおいが立ちこめます。そう、発車をみなさん心待ちにして、発車したとたん、お弁当のフタを開き、昼食に。車窓を眺めながらの駅弁はやっぱり最高ですからねぇ。

もっとも中には通勤でこの電車を使っている人もいるでしょう。焼鳥や唐揚げなど、様々な香りが立ちこめる車内で仕事に向かうというのも、また、独特な気分でしょうね。

聞こえてくるのは、圧倒的に韓国語、中国語と外国語です。ロマンスカー、外国人観光客に人気なのですね。お隣は韓国のご家族でした。

お、あの車掌さんは以前乗った時に、あることで大変お世話になった人だ…と思い出します。親切にしていただいた事って、よく覚えているKAY2です。もっとも、車掌さんはあまりに多くのお客さんを相手にするので、覚えていらっしゃるはずはないのですが、なんとなく、こちらから黙礼をしてしまいます。

旅行の気分を味わうのに、やっぱりこのレトロな昭和感が素敵。旅の始まりにはぴったり。もっとも、新しい車両に比べれば、モーター音など、車内は結構にぎやかな音に満ちています。それもまた、レトロということで、懐かしく感じるKAY2。

あれ?もう町田?

そうなんです。わずか、27分の乗車というのは、あわただしく、モッタイナイ気がします。

11時57分、町田到着。

さて、何年ぶりかで降り立った町田。いや、下手をするともう20年くらい降りていなかったかも。あまりの様変わりに、戸惑います。え?どこに何があるの?どこが出口?

とりあえず、出てみたら、にぎやかなほうではなく、比較的殺風景な小さな出口に。目の前に吉野家。

えっと、ここでは何分滞在できるんだっけ?

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こんな昼食も非日常では楽しい!


次のロマンスカーは12時27分発の「はこね12号(MSE)」ですから、ちょうど30分ほどあります。昼食を食べたいところですが、時間的にゆっくりできません。そうなると…、そう、目の前の吉野家がちょうどいい!嬉しい事に吉野家、ちょうどキャンペーン中でビールと牛皿のセットがワンコイン。小腹を満たすにはぴったり。お店に入って、注文します。

店員さん、申し訳なさそうな表情で、「すみません、今、生ビールが提供できなくて、瓶ビールですが、いいですか?」

おお!望むところです。中ジョッキの生ビールは内容量が350ml程度。瓶ビールなら500ml!オトクでっせ!

平日のお昼時、サラリーマンに混じって、牛皿をつつき、ビールを飲み干す。あぁ、この「背徳感」に満ちた幸せ。

立ちあがると、次のロマンスカーまであと数分。ホームに急ぎます。

さて、ここから新宿までの短い旅。「はこね12号」は小田急で一番新しいロマンスカー、地下鉄に乗り入れることを主目的に作られたMSE車(60000型)と呼ばれる車両です。

間接照明と静寂さ。この雰囲気は「超」モダンです。

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賛否別れるこの座席のクッション。


ただ、座席のクッションはやや固め。LSEのような柔らかさがないのが残念です。特に背もたれに固さを感じます。その一方でリクライニングの微調整がきくのはLSEよりも快適ですね。背もたれは高く、頭を預けても余裕。さらに、目の前には傘かけがあるのも便利。小さなテーブルはVSEを踏襲したデザインです。

ただ、背もたれの高さ故、逆に車内が見通せないというのは賛否両論かもしれません。言ってみれば、小さな個室ブース的な雰囲気なんですね。新しい車両だけに、冷房効率も良いようで、涼しさが車両の隅々まで行き渡っています。足元も広いですねぇ…。快適快適…。

6割程度の乗車率。窓際はほぼ埋まっています。というわけで、キョロキョロと車内を見渡しているうちにあっという間に新宿到着です。

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新宿到着のMSE車。前面右には60周年のマークが。


さて、新宿で30分強、時間を潰して再びホームへ。

人気の車種、白いVSE車(50000型)に乗り込みます。「はこね29号(VSE)」です。この日、奇跡的に後ろの展望席が1席だけ空いており、そちらに座ります。進行方向とは逆向きですが、一応展望。とはいえ、最前列ではなく、4列目となると、背もたれの高さがたたって、さほど眺めがないのが恨めしく感じます。ただ、展望席ならではの日光の明るさが注ぎ込むのが特別な雰囲気を作り出します。そう、いつの間にか雲が晴れて、夏の太陽がまぶしくなってきます。

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現在のフラッグシップといえるVSE車。


13時30分、新宿発車。

展望席は子供さんをつれた家族連れのお客さんが多いのが特徴。小学校などはすでに8月末、学業が始まっているところもあるけれど、まだ夏休みのところもあるのでしょう。

ふと気づきますが、このVSE、窓の位置が比較的高いのですね。小さなお子さんが座って眺めを楽しむのは、ちょっとつらいかもしれません。

逆向きに引っ張られているのですが、やっぱり楽しいのは間違いないですね。発車してまもなく、子供達の歓声があがります。

車内の印象としては、静けさ。そしてほのかな暗さと、MSEと同じです。ただ、展望席は陽が照りつけると、冷房が負けてしまうのですね!少し冷房の効きが悪く感じました。乗車率は3割程度。

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ロマンスカーと言えば、この展望席。
逆向きでも嬉しい!


14時07分、海老名到着。

考えてみれば、海老名、生まれて初めて降りたことになります。改札を出てみると、人工的でだだっ広い景色が続きます。相模平野の広がりを感じます。そして駅前、七重の塔が近代的な建物の中にポツリと取り残されたように立っているのが非常に印象的です。

先ほどの牛皿だけではお腹が一杯にならず、少し小腹が空いてきました。改札に入り、構内の蕎麦屋さんに。そして、ミニカレーを頂きます。野菜もお肉も見えないルーのカレー。ああ、立ち食いならではですねぇ…。お客さんは9割がた、ご高齢の方々です。これは都心の「駅蕎麦」では見られない光景ですね。

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ビルの谷間に七重の塔という不思議。


ホームに降りていきます。海老名駅はホームの隣が車両基地。これは鉄っちゃんとしてはうれしいですね。ちょうど、旅を終えてきたばかりのMSEが車庫に入っていくのが見えます。さらに、よく考えれば海老名は相鉄、JRも通り、意外と鉄道の町でもあるんですね。

やがてドッドッドッと大きな騒音が。上空を軍用のヘリが飛んで行きます。そっか、座間基地も近いですよね。そんないつもと違う環境に、ちょっとした旅を意識します。

それにしても、この日は暑い!照りつける太陽が容赦なく、ホームに立っていてもクラクラしてきます。ああ、再びビールでもぐびっと飲み干したいですねぇ。いや、さっき飲んだばかり。ここは一つ我慢、我慢。

そしてやってきたのがEXE車(30000型)。

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KAY2はEXE車、好きです。


14時36分、海老名を発車。

乗り込んですぐのタイミングで、車内販売が来ちゃいます。そうなると、何のことはないのです。「缶ビール一つお願いしますっ!」

ああ、結局頼んでしまいます!ついでにコップも…と思い、おねぇさんに頼んでみると「紙コップは10円です」と一言。おお、小田急さん、しっかりと商売しているなぁ…。あきらめます。

後ろの親子が我々の会話を聞いていて「紙コップが別売で10円なんだって!」と驚きの声を上げています。いやいや、缶ビールを注文して紙コップを頼む酔狂な人は滅多にいませんから…と、心の中で車販さんを擁護します。次回からプラスチックのカップを持参しましょう(缶ビールはコップに入れたときに一番良いガス圧になるように調整されているのです…と、あくまで独り言…)。

この日最後のロマンスカーとなるEXE(エクセと読みます)、実は鉄道ファンや子供達にはあまり人気がありません。というのも、実利一辺倒で、おもしろみに欠けるのです。実際、歴代ロマンスカーの中で唯一この車両だけが、優秀な鉄道車両に与えられる「ブルーリボン賞」の受賞を逃しています。

ただ、通勤にロマンスカーを使うビジネスマンからは根強い支持があります。というのは、この車両、シートが「ふかふか」なのです。背もたれに身体を預けたときの感じも良いですし、足下はVSEほどではありませんが、それでも、十分な広さがあります。旅の最後にEXEは正解でした。

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このシートがお気に入り!


冷房も程良く効き、静寂さもある程度保たれていてとっても快適。確かに普段乗りであれば、EXEが一番良いかもしれないですね。しかも、最近、内装の更新が進んでいるようなので、いつか、そのリノベーション車両(EXEα)に乗ってみたいものだと思います。

6割程度は埋まっている「はこね24号(EXE)」、途中駅でもお客さんが乗り込み、15時18分、定刻通りに新宿に到着しました。

4時間ほどかけて4種類すべてのロマンスカー車両に乗るという「酔狂」な旅、無事に終了です。

さて、特急券4枚を小田急に郵便で送ります。

3週間後、嬉しい封筒が小田急さんから。

開けてみると、見事当選のお知らせ!1000円の特製QUOカードが添付されていました。

それを眺めながら、今度は旅の思い出に浸る贅沢なひとときを味わいました。

素敵なイベントを企画してくださった、小田急さんに感謝です!

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苦労が…いや、楽しみが報われるというこの幸せ!






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ORSO(仙川)にパワーアップした LA LA PASTA

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生まれ変わったお店の外観。


今日、夕食はどうしようかなぁ…と、仙川駅で夕方待ち合わせたKAYSの二人。久し振りにAOSAN方面に歩き始めたら、目ざといKAY1が声を上げます。

「あれ?お店が変わっているよ!」

言われてみて目を向けると確かに!

パスタの美味しい「ララ・パスタ(LA LA・PASTA)」というお店があった場所。お店の入口上に大きく「ORSO」と書かれています。近づいてみると、店の前に置かれた黒板には、リニューアルオープンと書かれています。しかも、お店の名前の上にはTORATTORIA(食堂)と。へぇ、パスタ専門じゃなくなったんだ!

と、お店の中を覗くとテーブル席が一つ空いています。

というわけで、お店に入ります。

改装とはいえ、お店の構造そのものは以前と変わりないようですし、スタッフも。

メニューを見て見ると…。なるほど、ずいぶん前に伺った時と比べると、いろいろと変化が。お通しとして4種類のアミューズのような小さな前菜が2種類選べるようになっています。そして、前菜、メインと結構メニューが増えています。以前のようにパスタもありますし。見てみるとお肉も和牛のグリルがあれば、他に鶏や豚のローストなどなど。鶏はソースもいくつか種類があるようです。パスタ専門店から完全にイタリアン・レストランに生まれ変わったのですね。

そして、以前からこのお店では種類は決して多くありませんが、良いワインを提供してくださいます。それも、変わりないようですね。

周りを見渡してみると、男性も女性も以前からの常連さんが多いようです。しかも、一人客が多いのが印象的。仕事帰りにフラッと寄って、食事と軽く一杯、という使い方が多いようですねぇ。中年の男性一人客がふらっと仕事帰りに寄り、ワインと料理をカウンターで味わって、帰って行く。あまり他のイタリアンのお店では見ることのない光景です。完全に日常に溶け込んでいるイタリアン。これは貴重です。

我々、まず最初にビールをいただきました。生はカールスバーグ。

そして、ワイン。

プレミアムワインと書かれた少し高めのワインをグラスでいただいてみます。1杯900円。出てきたワインは「パナメラ・シャルドネ」。川島なお美さんがご自身の結婚式でふるまわれたことでも知られる美味しいワインです。酒屋さんで買えば1本3,000円くらいしますから、それを900円でグラス提供されているのは悪くありません(通常、飲食店では定価の2~3倍のお値段で提供されます)。ちなみに赤も頂きました。こちらもパナメラのカベルネ・ソーヴィニヨン。こちらも雑味のない「きれい」な味わいの素敵なワインです。ほぉ、店主さん、なかなかいいセレクトですねぇ…と、思ったらあることに気づきました。

お店の名前、ORSOはイタリア語で熊。あ、そうだ、ここのご主人、熊のプーさんと呼ばれる人だった。お店の名前も、だから「熊」。そして、この「パナメラ」はエチケット(ラベル)に熊の絵が描かれています。そっか、ジャケ買いだったのね(笑)。でも、美味しいので良いのです。それを知ると、自然と笑みがこぼれてしまいます。

さあ、出てきたお通しは美しく盛りつけられていて、味わいもいいですねぇ。

そして、やがて出てきたメイン、豚肩ロースのグリル。

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お肉のうまみがバッチリ!


うんうん。これも良いですね。豚の味わいをバルサミコのソースとともに堪能します。

相変わらずいいお店だなぁ。しかも、パワーアップ。

素敵に生まれ変わった TORATTORIA ORSOさん、以前よりも頻繁に足を運ばせていただきます。

唯一のお店へのお願いですが、時折調理の煙が店内に滞留してしまうことがありました。排気の改善がされるといいなぁ…。


TORATTORIA ORSO(オルソ)
  ランク:A+
  電話:03-3307-4077
  住所:調布市仙川町1-11-4
  時間:11:30~15:00(ランチ)
      17:30~22:30(ディナー)
  定休:月曜日
  値段:1500円~
  場所:仙川駅 徒歩2分
  地図はこちら
  メニュー例:豚肩ロース肉のハーブグリル 1、800円 
  クレジットカード:
  HP:https://www.facebook.com/orso.ryuki1103/




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キリン~47都道府県の一番搾り、全部飲み比べてみた!

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日本地図のように横にして並べた方は
すでにいらっしゃいましたので(まひろさんのTwitter
KAYSは立てて日本地図の形に…。


昨年の懸賞で見事当たってしまった47都道府県の一番搾り。そう、抽選で当たっちゃったのです。なぜか、懸賞運の強いKAYS。ダメモトではあったのですが、応募してみたら見事に当選。こちらに詳しく書きました。そして、その後、4回に分けて発送されてきた47都道府県のビール。せっかくだからと、全部、飲んでみた印象を記録に取ってみました。ちなみにKAYSが選んだベスト3はタイ(同点)で首位の「岩手づくり」と「鳥取づくり」、そして次に「大分づくり」です。

今年も同じように47都道府県のビールが4月から順次発売されました。ここ、仙川でも近所の西友で、地方別のセットのボックスが現在山積みになっています。

今年は去年と比べ、味わいが少し変えられているケースもありまし、名前も少し変わっています(「~に乾杯」という名称が多いです)が、皆さんのご参考までに、公開しちゃいます。どうぞ、皆さんのお買い物で選ぶ際のご参考に。

ただ、味わいというのは極めて主観的なもの。ここに書かれた記事はあくまでKAYSの感想ということでご承知おき下さい。

そして、ビールの中には、配達後数ヶ月経ってから飲んだものもあります。多少の味わいの変化があったかもしれません。

さらに、前述のように今年(2017年)発売のものは、県によっては味わいが変更されているものもあるかもしれません。

以上を踏まえた上で、あくまで「参考」程度にご覧下さいね。

なお、全国の地方名は8区分で分けてみました。


【北海道】
北海道づくり
非常に薄い明るい黄色。さっぱりとした柑橘の味わい。ほどよい苦みとキレ。明るい味わい。都会的な味わい。ゆでたトウモロコシやジャガイモなどにも合いそうな味わい。


【東北】
青森づくり
特定の材料の味が際立つわけではないが、かなり濃いめの味。ブランデーのようなふくよかな味わい口の中に広がる。

岩手づくり(リピートあり☆☆☆)
とにかくホップの香りが素敵!これは実に素晴らしいビール。何度でも味わいたい!ああ、日本のビールってこんなに美味しいんだぁと再認識。岩手はホップの生産地としても名高い。それを前面に出したこのビールは大正解。

秋田づくり
アルコール度数が6%と高め!そして味わいは…、なるほど、米がしっかりと入っていることがわかるビール。秋田県のお米とホップを使ったという地元愛にみちたビール。

仙台づくり(宮城県)
香りの自己主張はあまりない。味わいはおだやか。米を多く使っているのか。東北産のホップを使っているというが、その香りも押さえてある。これはこれで良し。白身のお刺身などに合うに違いない。

山形づくり(リピートあり☆)
色はやや褐色がかっている。ホップの香りがするが、味わってみると、ローストされた大麦の香りもして、アルトのような印象を持つ。でも、全体の印象は特定の味が目立つということもあなく、すっきりとさっぱりとして、おとなしい味わい。見た目とのギャップが面白い。いろいろなところに手をかけつつ、それをわざと目立たなくしている奥ゆかしさ。グラスをまわすと、どんどん泡と香りがたってくる。面白いビール!

福島づくり
明るい色合い。そして、ホップの香りが強い。キレがあり、全体に軽い味わい。軽い苦みとともにすっきりとした後味のさわやかビール。


【関東】
取手づくり(茨城県)
色は標準的。味わいも比較的標準の一番搾りに近い。つまり、自己主張をあまりせず、どんな形でも飲めるビール。ホップの香りもそれほど強くなく、苦みはあるもののほどほどで、全体のバランスに非常に重きを置いていることがわかる。ややキレも感じさせる。

栃木づくり(リピートあり☆)
色はやや濃いめの黄金色。ほどほどのホップの苦みがあり、最初の印象は意外とあっさりしている。しかし飲み進めると、やや甘みを感じる味わいは華やかでふくよか。「味わい」を楽しめるビール。

群馬づくり
色はやや濃いめの黄金色。ややアルト的な濃い味わい。麦の味わいがしっかりとしている。少しずつ口に含んで、ゆっくりと飲むたくなるビール。群馬と謳うが、なぜか北海道の千歳工場で製造。

埼玉づくり
味の最初の印象はあっさりとしている。が、口に含んでしばらくすると、ホップの苦みが出てくる。一方でキレもある。昔ながらのラガーファンにはなかなか良いビールではないか。

千葉づくり
スッキリタイプの味わい。これは日常飲みに良いビール。なるほど、東京の陰にかくれがちな地味なイメージの千葉。でも、実は着実な存在感を持ち、観光地としても、意外な健闘を見せる千葉。ビールもそんなイメージ通りかな。

東京づくり
シャープな味わい。炭酸の刺激が強く、キリっとして、舌先にピリピリと刺激が来る。それでいて、ビールのしっかりした味わいも。キリンがスーパードライを作ったらこうなったって感じかな。

横浜づくり(神奈川県)(リピートあり!☆)
色は黄色からやや褐色が入った感じ。ホップの香りと、ほんのりとしたローストを感じさせる味わいで、うまみ系のビール。だが、アルトのようには強くなく、全体に飲みやすいビール。大規模な中華街を持つ神奈川県らしく、酢豚などにも良く合うだろう。


【中部】
山梨づくり(リピートあり!☆)
色はわずかに褐色が入っているか入っていないか。ホップの香りは高く、うまみも濃い。ウィスキーっぽい味わい。表示通り、濃い味の料理に合うビール。おいしい。KAYSにとってワインの師匠であるSさんがケース買いしたのもうなづける。

信州づくり(長野県)(リピートあり!☆)
色は少し赤みが入っている。ホップの香りと、圧倒的な苦みが特徴。それでいて後味すっきり。爽快感が残る。まるで檜木の森で森林浴をしているような、そんな味わい。ゆっくりと飲むのに適しているビール。料理は、ジンギスカンにも合えば、蕎麦にも合いそう。ジビエもいけそう。

新潟づくり
米どころなのに、意外にも米を使わないとは。これもエールタイプに近い味わい。深く、そして気持ちの良い酸味もある。

富山づくり
色は明るい黄金色。すっきりした味わいながら、キレもある。やや苦みが強いながらも、全体のバランスが良く、誰にでも受け入れられるタイプのビール。ホップの香りはさほど強くはない。米は使用していない。が、飲み口のさわやかさは辛口の日本酒も連想させる。ホタルイカの沖漬けに合いそう。

石川づくり
色はユズのような明るい黄色。その明るさは金箔をも思わせる。柑橘のような香りがして、口当たりがやさしい。なめらかな味わいの中に、ホップの苦みが後味として残る。どんな料理にも合いそう。KAYSはこのビールで治部煮を食べたい!

福井づくり
菜の花のような明るい黄色。ホップの苦みと甘みがバランスのとれたふくよかな味わい。後味が非常にスッキリとしているのも特徴。日本酒に合うような和の総菜にぴったりと寄り添う。

静岡づくり(リピートあり!☆)
エールビールのような色と味わい。コクがある。京都づくりと共通する甘みも感じる味わいがいいね。これも、リピートあり!

名古屋づくり(愛知県)
金色をイメージしたということで、やや濃い黄色。ホップはそれほど目立たず、むしろ、さっぱりとしながらも、ふくよかさを感じる味わいを出している。様々な料理に合うだろう。味噌カツのような濃い味わいにもぴったり合いそうだ。

岐阜づくり
全体におだやか。どんなものにも合うという感じだが、、特に味のハッキリとした洋風のものに合いそう。説明書には木の香りとあるが、晴れた日、縁側に座ったときのような、穏やかな日なたのような香りがする。


【近畿】
三重づくり
色合いは薄く、明るい。すっきりとしている。味も明るい!ただ、あとからホップのさわやかな苦みはしっかりとしてきて口に残る。夏にぴったりのビールだろう。

滋賀づくり
かなり明るい薄い黄色。地元の麦芽を使っているという。ホップは苦みを活かしている。キレが良くすっきりした味わい。淡泊とは言い切れないのは、わずかな甘みも感じるから。洋食にも和食にも合いそうだ。

京都づくり (リピートあり!☆)
華やかな香りとリッチな味わい。甘みのようなものも感じる。濃い味つけにも、薄い味つけにもあいそう。ビールのうまみを感じる。さわやかさとは違う方向。リピートあり!

大阪づくり (リピートあり!☆)
色は少しだけ赤みが入っている。エールのような香りが特徴。味わいも、しっかりとした麦の味わいをいかしており、さらにロースト感も加わり、特に甘い料理に合いそう。お好み焼き、たこ焼き、串カツを意識したか?

神戸づくり(兵庫県)
色はやや明るい黄金色。ホップの華やかな香りと甘みを感じる。地元産の米を使っているらしい。明るい味わいから、料理は洋食によくあうと思う。

奈良づくり(リピートあり☆)
明るい色だがやや陰影もある。さわやかなホップの香り、そして、きりっとした味わい。すっきりと軽い、苦みとともにドライさも感じる反面、やや後口に甘みも感じさせる。「板わさ」に良く合った。

和歌山づくり
みかんを思わせる明るい色合い。香りも柑橘のような香りが。ドライな口当たりで、軽い味わい。全体の印象は奇をてらわず、正攻法でまとまった感じ。


【中国】
鳥取づくり (リピートあり!☆☆☆)
色合いは明るい黄金色。味わいはふくよか。地元産麦芽ということだが、これがおいしい。そして、ホップの香りはあまり目立たないがしっかりと自己主張している。飽きのこない親しみやすいビール。どちらかといえば洋食により合う味わいだろうと思う。濃いめのシチューにも、大山牛の焼き肉にもあいそうだ。うまみ優先のビール。

島根づくり 
かなり濃い色合い。アルトビールを思わせる深い味わい。大麦のローストを感じさせる。島根の大麦を一部使っている。煮物にも合うし、濃い味わいの出雲そばにも合いそうだ。

岡山づくり
明るい黄色い色調と軽い味わい。わずかに柑橘の香りも。どんな食材にも合うようなビール。岡山産のお米を使っているとのこと。逆にいえば、個性を押さえた自己主張の少ないビールでもある。

広島づくり
さすがに色はカープ!「真っ赤っか」ともいえる色。ブラウンビールに分類してもいいくらい。ところが味わいは意外とすっきり。後味にやや甘みも感じ、イメージはファンタグレープ!お好み焼きにぴったり。

山口づくり (リピートあり!☆)
やや苦みを感じるオレンジピールのような柑橘の香りと味わいがする。さっぱりとした後味が心地よい。色も、とても明るい夏みかんのような黄色。


【四国】
香川づくり
すっきりとした味わい。徳島づくりと似て、甘い味わいもあるが、比べるとやや軽めの印象。ホップ由来の苦みも後味に僅かに残る。おいしい。

愛媛づくり(リピートあり☆)
色は明るいみかんのような香り。そして、口には甘みが。まるでフルーツを味わっているような感覚。ホップの香りはそれほどせず、むしろ、すっきりとしたホワイトビールを透明にしたような感覚。原料に米は使っていない。

徳島づくり(リピートあり!☆)
後味のすっきりした感じが印象的。麦芽のうまみがいっぱいだが、刺激はけっして強くなく、口の中は最初にやや甘みさえ感じる味わい。これはそのままでもおいしいビール。料理との相性もとても良い。

高知づくり
色はやや濃く、味わいもかなり濃いめ。がつんと重い味わい。カツオのたたきにぴったり。米は使っていない。ホップの香りはさほど立たないが、苦みを感じさせる。そしてアルコール度数がなんと6.5%!!いかにもお酒に強い高知ならでは!


【九州】
福岡づくり(リピートあり!☆)
非常に薄い、明るい黄色。あっさり&さわやかで都会的。やや苦みを感じさせるとともにキレも。いつもの一番搾りをもっと明るいスマートな味わいにした感じのビール。

佐賀づくり
色は明るい単色系。きわめて薄い。口に含むと柑橘系の香りとかなりの苦みを感じさせるホップ。愛媛づくりに近い味わい。後口にもホップの苦みが残る。米は使用せず。さっぱりした味わいは、おそらく巻物の寿司に合いそう。かっぱ巻きにあわせてみたいなぁ。

長崎づくり
やや赤みがかった色が入っている。さほど香りはしないが、味わいは滋味豊かでバランスが良い。オリジナルの一番しぼりに比較的近い。説明にあるように和・華・蘭のいずれにも合うように作られた…というのも頷ける。これに卓袱(しっぽく)料理もいいだろうね。

熊本づくり(リピートあり!☆)
色はやや濃く、アルトのような深いローストを感じさせる。味わいが深く、甘みも感じさせる。一方で苦みはそれほど感じさせないさっぱり感も。

大分づくり(リピートあり!☆☆)
まず色にびっくり。ものすごく薄い色。ホワイトビールかと思った。で味わいは濃い!甘さも感じる独特のビール。これは旨い!ちなみに米は入っておらず、アルコールは5%。独特の甘いような味わいは確かに酸味のある大分の名産「かぼす」を絞った料理にも合うだろう。

宮崎づくり
やや褐色を帯びた色合い。ローストした麦芽の香りが口に広がる。しっかりとしたうまみがあり、味の濃い料理に合いそう。宮崎といえば、チキン南蛮のような甘みと酸味を兼ね備えた料理にもぴったりと寄り添えるような味わい。

鹿児島づくり
キレのよさと、甘みすら感じる豊穣さ。ホップの香りも多く、おいしい味わいのビール。説明に書かれているように、甘辛い料理と会うだろう。豚の角煮にも合いそうだ。

沖縄づくり
やや赤みを帯びた色。味もエールっぽいのかなと思うが、味わってみると、さわやかで、苦みもしっかりとしている。その上にうまみもある。甘い醤油たれにあう。ラフテーなどに合うだろう。焼き鳥のたれとは抜群の相性だった。


以上です。

みなさんもぜひビールで全国47都道府県の旅を楽しんでみて下さいね!

注:
未成年者は決して飲酒しないでね。また、車の運転をされる方や、健康上の理由でアルコールを止められている方も。


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最も気に入ったものの1つ。鳥取づくり。






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長崎駅前、意外なグルメの名店~カッチェル

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JR長崎駅前にそびえ立つこのアンテナが目印。
かなり古い昭和40年代を思わせるNHK長崎放送局の局舎。


KAY2が仕事で良く訪れる街の一つ、長崎。もう10回以上は訪れているはず。

その長崎、KAY2はJR長崎駅前に宿をとり、仕事をすることが多く、昼食も、自然と駅周辺となります。

そこで毎回、必ず訪れる食堂があるのです。

それが「カッチェル」。

実は、なんと、公共放送、NHKさんの社員食堂なのですが、一般に開放されているのです。

あるとき、地元の方が教えてくれました。

「NHK長崎放送局の社員食堂は一般の人も入れるんですよ。『現代の名工』として知られる名シェフ、坂本洋司さんの息子さんである坂本洋一さんのプロデュースで味は抜群。ぜひ行ってみてください。」

とういわけで、いまから十数年前に初めて訪れた時の印象はとても強いものでした。NHKの局舎の5階にあり、眺めがとても良く、稲佐山と海と両方が視界に入ります。現在は1階に移り、良い眺めがなくなってしまったのは残念ですが。

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かつて5Fにあったときにくらべ、
やや殺風景な内装です。


メニューは少なめですが、定食と、あとは、一般的なカレーやうどんなど…、に混じって、さすがご当地。「ちゃんぽん」と「トルコライス」があるのです!値段はどちらも620円。

これは嬉しい!ということで、ちゃんぽんを注文したら、目の前の厨房で材料を炒めはじめ、やがてゆであがった麺にスープと炒めた具材が…。

丁寧に作っていらっしゃることがよくわかります(現在は1Fに移動してこの光景は見られなくなりましたが…)。

そうしてできた熱々のちゃんぽんを食べたら…、ああ、至福。

地元の人に言わせると、下手なちゃんぽん専門店よりも、遙かに味は良いと評判です。

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これが、そのちゃんぽん。


もちろん、トルコライスも、ミートソースの味が抜群。一緒に行った仕事仲間はこのトルコライスの味に魅せられて翌日も行って食べてたくらい!

そう、長崎の2つの名物、ちゃんぽんとトルコライスの両方がこの1軒でリーズナブルなお値段で味わえてしまうのです。

アクセスも駅の斜め前と抜群。

社員食堂ということで、内装は殺風景で、そして、セルフサービスですが、訪れる価値のあるお店だと思います。

長崎に訪れる際にはぜひ利用してみてはいかがでしょう?

そうそう、こちらのレストラン経営をされている坂本さん、実は長崎市役所の食堂の料理長でもあります。市役所食堂は抜群の味を安価に味わえると全国的にも有名です。お父様の洋司さんも厨房に立っていらしゃるとか。こちらもぜひ一度行ってみたいものです。

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お隣の方のトルコライスを遠慮がちに
撮らせていただきました。



カッチェル
  ランク:A+
  電話:095-821-3159
  住所: 長崎県長崎市西坂町1−1 NHK長崎放送局 1F
  時間:09:00~17:00
  定休:土日祝日
  値段:500円~
  場所:駅 徒歩3分
  地図はこちら
  メニュー例:ちゃんぽん 620円 
  クレジットカード:不可
  HP:http://www.sakamoto-group.com/catchel.html


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こんな贅沢な旅が!~長野電鉄のワイン列車

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小田急をかつて走っていた車両がワイン列車に!


全国の列車から食堂車が次々と消えて久しくなります。遠距離の列車に乗るとお酒を飲みたくなる「呑み鉄」のKAYSにとっては、悲しいことです。

ところが、最近は、食そのものを目的としたという、全く新しいコンセプトの列車が続々と登場してきました。JR九州の「ななつ星」を嚆矢とした高級クルーズトレインは憧れますが、しょせん我々庶民には高嶺の花。でも、KAYSにも手の届くものはないかなぁ…と思っていたら、尊敬する友人のH君に、九州の様々なイベント列車を紹介した本をいただきました。昨年のこと。

見ていると、どうにかありそうなんです。我々が乗れそうな列車が…。

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ワインが美味しいのんびり号、まもなく発車です!


はて?JR九州にこんな列車があるということは、他の地域でも、食事を目的とした列車があるのでは…と調べてみると、いや、あるんですよ。これが!でも、その多くは土曜日か日曜日に営業が限定されるものがほとんど。

普段、土日に仕事があるKAY2には無理…と、指をくわえていたら…、偶然ある土曜日、仕事がオフになることになりました。

おっ、これはチャンス!ということで、調べた中で特に気になった列車。

それは長野電鉄が実施している、「北信濃ワインバレー列車~のんびり号」なんです。

長野から、温泉の町、湯田中まで、通常は50分程度の距離を、わざとゆっくりと1時間半かけてのんびりと走る特急列車(特急なのに各停よりも遅い!)。そして、中では長野県内、沿線4つのワイナリーから提供されたワインが赤白あわせて6~8種類を飲み放題!おつまみとして、あの有名な「ホテル犀北館」の総料理長が監修した地元食材を使ったランチボックスセットが…。毎週土曜日の運行です。お値段はおひとり7千円。長野県は山梨と並び、美味しい日本ワインが数多く生産されています。しかも、原産地呼称管理制度の導入など、意欲的な取り組みでも知られます。

これは良いなぁ…。

ネットでも予約できるので、KAY1と相談して決めちゃいました。

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車内に入ると、テーブルにはおつまみセットと、
プラスチックのワイングラスが2脚。


そして当日。早朝に起きて新幹線で長野まで。普段は寝坊助のKAY2も、こうした楽しいイベントとなると早朝に目が覚めるのですから現金なものです。

長野県には今までも何度も旅していますが、長野市はあまり行く機会がありません。意外と我々にとっては未知の場所だったりします。後で、実はバスを利用すれば、安上がりになること、新幹線もうまくルートを変えれば少し安く行けることもわかったのですが。まぁ、それはそれ。

早めに長野駅に到着した我々は、ひとまず善光寺参りとなり、印象深い経験をしましたが、その話はまた別の機会に。

ところで、この列車、予約しても、ネット予約の場合は、事前に切符が送られてくるわけではありません。少し心配して前日電話で予約の確認をしちゃいました。

当日、駅の窓口に行き、「ネットで申し込んだんですが…」と話せば、名前を確認して即座に切符を出してもらえます。電話で直接長野電鉄に申し込んだ場合は、事前に切符が送られてくるようです。

長野駅は地下にあります。とはいえ、地方私鉄らしい、素朴な雰囲気の駅です。そして、11時01分の発車ですから、10分前に、そこからさらに地下のホームに降りていくと…。

おお、懐かしい!小田急のロマンスカーだ!

そうなんです。この「のんびり号」に使われているのは、小田急でかつてフラッグシップだったハイデッカー車、10000系という名前の車両です。実はこの車両、現在小田急を走っているLSE車と呼ばれる一番古いロマンスカーよりもずっと後に登場したのに、こうして、小田急からは引退しています。バリアフリーに問題があったためとか。それにしても懐かしい!配色も当時のままのようです。

そして、隣には東急の見慣れた車両も。8500系ですねぇ。半蔵門線で良く乗りました。このほかにも日比谷線を走っていた営団の3000系、そして、なんとJR東日本の成田エクスプレス、253系も!鉄心をくすぐる私鉄です。

そして、この小田急の10000系、長野電鉄では4両を1編成にして運行しています。

ワインを振る舞ってもらえるのはその中の3号車のみ。他の号車のお客さんにはそのサービスはなし。むろんそちらは通常の特急料金で乗っているわけですが…。

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ひざまずいての説明にドギマギするKAYSです。
ご覧のようにネットでは満席でしたが、実に余裕の空間!


さて、乗ってみると、広い車両にボックスを8席ほど設けているようです。ちなみにこのボックスお客さんが1人でもボックスは1つを占用。相席にはしないという太っ腹な方針だそうです。そして、その真ん中のボックスをつぶして、そちらはワインをサーブする係りの人のカウンターがあります。そして、並べられたグラスとオツマミボックスを見て見ると、本日乗車するのは我々含め、3組。つまり6人のみ。

あれ?ネットの予約状況では満席だったのに…。

ふと全体を見渡して、また気付きます。車両の進行方向右側は全部空けてある。

そうなんです。実はこれだけ座席があっても、どうやら、お客さんは通路の左側席だけで、右側席は使わない。右よりも左の眺めがいいからでしょうか。あるいは、右側は陽が当たってしまうからカナ。いずれにしても、一回に乗る乗客の数は本当に限られるのですね。なんと贅沢な!逆に言えば、ゆとりはあるので、もしネット販売で、「×」が表示されていても、長野電鉄に直接電話で申し込めば、意外と予約がOKとなるのかもしれません。右側は使うこともある…とスタッフさんはおっしゃっていたので。

さて、アテンダントさんが、我々の元にやってきて、挨拶してくださり、説明も。なんとわざわざひざまづいての説明にドギマギしてしまう、気の弱いKAYSです。

そして、発車の5分前には、ワインのサービス開始!

この、わずかなフライングがうれしい、飲兵衛のKAYSです!

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手前が赤ワイン、奥が白ワイン。
そして、右手に生ビールのサーバーが!


この日は4種類のワイナリーのワインが提供されていますが、それに加え、地ビールの「志賀高原ビール」からもペールエールのタップ(生ビール)が!ワイン党であると同時にビール党でもあるKAYS、これもうれしい!

というわけで、ワイン列車なのに二人ともビールから。ほぉ、しっかりとした苦みがありながら、芳醇な香りのすてきなペールエールです。

そして食事のボックスを開けてみると…、いいですねぇ。白、赤の両方にあう洋食のつまみが詰まっています。そして小さなサンドイッチも。

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ワインに合うつまみばかり!よく考えられたメニューです。


さて、この電車のもう一つの魅力。それは沿線案内です。「おいでなし隊」と名付けられたアテンダントさんが、車窓に移る眺めの説明をしてくださるですが、これがなかなか名調子。しかも出発から到着までの長時間、ずっと事細かに案内してくださるのです。時に笑わせ、観光バスのガイドさんさながら。眺めだけでなく、鉄道のマニア心をくすぐる説明も。こうした案内を列車で受けることはあまりなく、新鮮です。「本日の運転は***。日頃慣れないスピードですが、頑張って、精一杯ゆっくり走ります!」と最初の言葉でも他のお客さんからも笑みがこぼれます。

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こんなのんびりした車窓を目にワインを…。


さぁ、ビールも飲み干し、いよいよワインに。

実は、この日提供されるワインを事前にホームページで調べたところ、その中のあるワインはなかなか手に入らないものだと言うことを知りました。これは飲んでみたい。通常は軽めのワインから始めて重いワインにと移るのが常道ですが、今回は逆。まず、その目指す重めのワインから…。

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これ、めちゃ美味しい!


これが…!すばらしい!

シャルドネでしたが、ぶどう本来の魅力も高いですが、樽香がほどよく、日本のワインとしてはあまりないタイプのバランスの良さです。驚きました。

ワイン用の高品質な葡萄の名産地でありながら、高山村にはこれまでワイナリーが無かったのだそうですが、やっと初めてできたワイナリーだそうです。小さなファミリービジネスのワイン。これはメルローもおいしいだろうなぁと、赤ワインをいただくと…。そう、見事に思ったとおり、こちらもすてきなメルローです。そもそも長野のワインはメルローで大成功した歴史があります。

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メルローもさすが!


もちろん、そのほかのワインも、美味しくて、長野のワインのすばらしさを実感しました。

途中でアテンダントさんに「遠くからもお客さんがいらっしゃるのですか?」と尋ねてみると、「つい先日、広島からこの列車に乗りに来てくださった方がいました。多分、私がお話した方では一番遠くからになりますね」

うん。ワイン好きならば、わざわざそのために遠方からっやって来る価値はある列車です。

その後、途中の古い駅舎を見学したりしながら、ゆっくりと列車は進みます。千曲川の鉄橋では、わざわざ列車を止めてくれ、しっかりと眺めを楽しませてくれます。緑がいっぱいの北信濃。そして、青空が広がります。ああ、贅沢だなぁ…。

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鉄橋ではわざわざ停車。ゆっくりと千曲川を眺めます。


ワインもすべての種類を飲み尽くし、さらに、一番気に入ったワインはおかわりし…、さらにビールをチェーサー代わりに(何という贅沢!)頼んだり。もちろん、希望すればお水もいただけます。

1時間半の旅はあっという間でした。

その後は駅に併設の温泉につかり…そこで電車の中でお話しした他のご夫婦とさらに仲良くなってお話ししたり…。

このワイン列車、昨年12月に始まったのだそうです。今まで知らなかったなんて…。もっと早く知るべきでした…と、もうリピートの事を考えているKAYSです。

ワイン好きの方にはものすごくオススメですよぉ!

ちなみに、この日の予定では、湯田中で温泉めぐりの「手形」を1,200円で買い、日帰り温泉を3軒楽しもうという計画でしたが、KAY1がどうしても小布施に行きたいというので、1時間ほどの滞在で、各駅停車に乗り、小布施まで戻ることにしたのですが…。ああ、見事なヨッパライ二人組。電車に乗って、目を閉じて…気づけばもう終点、長野まで戻っていました。(笑)

というわけで帰りの新幹線、乗車変更をして予定より2時間以上も早く帰宅となりました。

でも、今回の旅、充実感はものすごくありましたねぇ。再び訪れるのが楽しみです。で、次こそは酔っぱらいすぎないで、その後は小布施に行きましょう!

そう言えば、まもなく廃止されてしまう、KAY2の地元の三江線も、こんな企画があったら廃止されなかったかもしれませんねぇ…。江の川の車窓の眺めも、負けず劣らず素敵なのに…。(^^;)
 
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終点湯田中では駅併設の日帰り温泉に…。


北信濃ワインバレー列車特急ゆけむり「∼のんびり号∼」
  ランク:A+
  予約先:長野電鉄運輸課(026-248-6000)
      もしくは ウェブサイト「VISIT NAGANO
  運行日:毎週土曜日
  時間:11:01長野発~12:24湯田中着 
  値段:7、000円
  食事:あり(犀北館監修のおつまみセット)
  飲み物:ワイン6~8種(時期により地ビールも)
  支払い:電話の場合は銀行振込、ウェブの場合はカード可
  Homepage:こちら
  その他:完全禁煙





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「とり多津」で九州風夜のおやつタイム

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この看板、駅のホームからも見えます。
何せ、駅を出てすぐの好立地!


前回書いた、くら寿司(こちらの記事)の帰りに寄ってしまった唐揚げ専門店。つつじヶ丘駅前にある「とり多津」さんです。

九州出身のKAY1、前から気になっていたのです。一方で、島根県出身のKAY2は唐揚げの専門店というのが、今一つピンとこないのです。

KAY1が言います。「九州もね、中津から熊本あたりは『唐揚げベルト地帯』というのがあってね、その辺にたこ焼きやさんがあるように唐揚げ屋さんがあるの。行列だって出来るくらいに人気の日常食だよ。」

ホンマかいな…と疑うKAY2。唐揚げだけなんて、そんな商売あり?それよりも揚げ物全般にしないと商売にならないんじゃないの?と反論するKAY2ですが、目の前にお店が現れると、前言撤回です。

そう、ホントに行列ができています。

スゴイ!だって、もう夜も遅いし…こんな時間になんで?

しかもお客さんはいろいろ。ガテン系のおじさま集団もいれば、高校生のグループ、高齢のご婦人、さらには、おつかいの中学生まで…。いやはや、老若男女、ありとあらゆる層にアピールしていることがわかります。

これってスゴイことですよね。いつのまにか唐揚げは国民食になった?

お店の品ぞろえを見て、驚きます。色とりどりなんです。通常の黄金色にあがった唐揚げもあれば、緑色、紅色…、商品のタグを見ると、紅色なのは紅ショウガ、そして緑色はあおさを衣に含んでいるのですね…。

そうなると、いろいろと試してみたいじゃないですか。

当然、正統派の醤油、そして、あおさ、さらに瀬戸内レモンと3種類を2個ずつ。さらに、牛肉コロッケも。

それぞれに紙の袋に入れてくれます。

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美味しそうな唐揚げが何種類も…。目移りします。


京王線に乗って家に持ち帰ります。電車の中、あおさの香りがぷんぷん。幸い、平日夜の上り各駅停車は貸し切り状態だったので良かったですが、満員電車ではエライ迷惑になったかもしれません。

家に着いてもまだほのかに温かい唐揚げたちですが、紙袋のまま電子レンジで20秒ほど、軽くチンします。

そして、ビールとともに味わうと…。おお、これは結構ボリュームのある唐揚げです。衣が厚い!そして、その衣に守られているからか、肉はなかなかにジューシーで、出来たてなら、きっとサクサク感も味わえただろうなと思います。とはいえ、自宅に持ち帰ってもこんなにおいしいのですから…。

そして、あおさを食べてみると…、ああ、結構、コロモで楽しめちゃうのですねぇ。これはちくわの磯部揚げをチキンにした感覚。ときおり、そんな料理をみかけますが、多津さんのは、あおさの量がかなり多く、充実感を持ちます。

こうして、唐揚げを数種類、様々な味で楽しめるのは本当に楽しいものですね。ちなみにお店には、「選べるパック」なんてのもあります。また、弁当も販売しており、からあげ弁当もその種類を選べるようです。

このお店、フランチャイズなのですね。同じ調布市内にも2店目となる「調布店」が6月にオープンしているようです。

いやはや、KAY1よ、ゴメンね。認識不足だったよ。これはこれで楽しめるお店だね。

そうそう、赤い色がインパクト大の紅ショウガ。おつかいに来ていた中学生が母親に電話で「お母さん、早く決めてよ。決めないと紅ショウガ、もう残り2個だよ!」と話していたのが気になって気になって…。中学性を魅了する紅ショウガ、次回は必ず。


とり多津
  ランク:
  電話:043-426-8125
  住所:調布市西つつじヶ丘3-35-2
  時間:10:00~22:00 
  定休:
  値段:
  場所:つつじヶ丘駅より徒歩30秒
  地図はこちら
  メニュー例:醤油味もも 250円(100g)
  クレジットカード:
  Homepage:http://toritatu.com/


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くら寿司、話題の糖質オフを試してみたら…。

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ご存じ「くら寿司」です。


寿司って、どうしてこんなに惹かれてしまうのでしょうか。しばらく食べないでいると無性に食べたくなる…。でも、財布が寂しいなぁ…というときの強い味方が回転寿!

回転寿司の巨頭といえば、「くら寿司」に「スシロー」。それぞれ隣駅であるつつじヶ丘と千歳烏山にあり、KAYSも訪れることがあります。

でも、最近、年のせいでしょうか。お寿司をたらふく食べると、急激な眠気が…。そう、コワイ糖尿病にならないように日頃から注意している身にとって、この「血糖値スパイク」の影響とも取れる眠気はさすがに気になります。炭水化物のとりすぎかなぁ…ということで、最近はお寿司もなかなか行けず…。

ところが、先日、新聞記事を見て、目が釘付けに。

くら寿司の新メニューです。

大根の酢漬けをシャリのかわりにした寿司「シャリ・野菜」、シャリを半分にした「シャリ・プチ」、そして麺の代わりに野菜を沢山入れた「ラーメン・麺抜き」…。おおお!

即、アプリで予約を入れました。

新メニューが始まった直後、もしかして売り切れていたらどうしよう…と心配しましたが、到着した夜8時半、メニューを見て見ると…、大丈夫、ありました!

まず、「シャリ・野菜」です。4種類ある中から「えび」と「びんとろ」を選びます。

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びんとろ、なるほど!サンチュが下に…、
ということはこれで包む?
でも、2カンに1枚です。


ベルトコンベアで運ばれてきたお寿司。なぁるほど!下にもお野菜が敷いてあります。シャリに比べると平べったい形です。酢漬けの大根と一緒に口にしてみると…。

なぁるほど!これはありですねぇ。ただ、「いつもの寿司」を期待すると大きくイメージが違います。びんとろで思いましたがこれは刺身にツマを一緒にして食べた…その感触ですね。ふむ。

次に「シャリ・プチ」こちらは選べるのが2種類だけ。「とろサーモン」と「びんちょう赤身」。

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おお、これは通常の寿司感覚。


口にすると…、うん、これは通常の寿司と全く変わりありません。当たり前といえば当たり前ですが…。でも、半分のシャリってどうなのかなぁと思っていたのですが、食べてみると、意外と不足感はないのです。うん、これはいいね!

ただ、考えてみると、通常のサイズのシャリでも、この半分のサイズのシャリでも同じ100円というのは…、そう考えると、なにかおまけ的な要素があれば、さらに良いと思いますねぇ。

そして、「らーめん・麺抜き」。

これね、説明を読むと、野菜スープなのですよ、ラーメンつゆの。入っている野菜はキャベツにチンゲンサイ、ニンジン、モヤシ、などなど。だから、それほど期待していなかったのです。が、ラーメンスープの威力ってスゴイですね。普通にラーメンを食べている気分になります。これ、考えた人、エライ!とKAY1は絶賛です。

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これはぜひリピしたい!


というわけでビールを2本飲んで二人での合計が2500円ほど。この安さも魅力です。

でも、やっぱり自宅に帰る途中、お腹が空いてきました。ああ、ここで我慢しなきゃ…ということだったのですが、途中、つつじヶ丘の駅で、以前から気になっていた唐揚げの「とり多津」さんの前を通りかかったら…。

はい、ご想像の通り、唐揚げを6つとコロッケを持ち帰りしちゃいました。

翌日、体重が減らなかったのは言うまでもありません。でも、糖質制限にはちゃんとなったから、いいっか。あの強烈な眠気も襲ってこなかったし…、と自分たちの行動を正当化させるKAYSでした。


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